堅実女子ニュース&まとめ 【派遣女子・どうして更新されないの?】このままショップ店員でいたら子供なんて無理!妊活のための派遣への転身~その1~

パートやアルバイトというような非正規雇用が増え続けている現代。いわゆるフリーターと呼ばれているアルバイトやパート以外に、女性に多いのが派遣社員という働き方。「派遣社員」とは、派遣会社が雇用主となり派遣先に就業に行く契約で、派遣先となる職種や業種もバラバラです。そのため、思ってもいないトラブルも起きがち。

自ら望んで正社員ではなく、非正規雇用を選んでいる場合もありますが、だいたいは正社員の職に就けなかったため仕方なくというケース。しかし、派遣社員のままずるずると30代、40代を迎えている女性も少なくありません。

出られるようで、出られない派遣スパイラル。派遣から正社員へとステップアップできずに、ずるずると職場を渡り歩いている「Tightrope walking(綱渡り)」ならぬ「Tightrope working」と言える派遣女子たち。「どうして正社員になれないのか」「なぜ派遣を選んでいるのか」を、彼女たちの証言から検証していこうと思います。

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今回は、都内で派遣社員として働いている関根佐紀さん(仮名・34歳)にお話を伺いました。短めの黒髪ボブに、黒縁メガネを掛け、カーキ色のとろみシャツと黄土色のガウチョとバレエシューズを合わせた着こなしは、年齢よりも若々しい印象を受けました。きりっと描かれた眉毛と、アイランが目立つ目元にオレンジレッドのグロスの組み合わせは。意思が強そうな雰囲気です。「元々は、アパレルで働いていたのでファッションやコスメが好きなんです」と語る佐紀さん。

大学卒業後、ファッションブランドのショップ店員として働いていた佐紀さんですが、結婚し妊活のために仕事を退職しました。2年前からは派遣社員として、通販サイトの事務として働いています。「ずっと接客業だったので、立ちっぱなしだったんです。今は座り仕事なので気分的に楽です」

彼女は長野県諏訪市出身。電機メーカーで営業の仕事をしている父と、生花店で働いている母、3歳下の妹の4人家族。

「中高と地元で過ごしました。諏訪は花火大会もあるし、スキー場も近くて自然も多くて好きなのですが、ちょっとした買い物をするためには長野市の方まで出なければならないのが不便でしたね」

佐紀さんは勉強よりも、手を動かして何か作っているのが好きな女の子でした。

「中学では、手芸部に所属して手作りのバッグを作ったり、編み物をしたりしていました。母親はあまり裁縫が得意ではなかったので、小学校高学年になると雑巾とかも自分で縫っていました。部活では、学校にあったミシンで縫物ができるのが楽しかったです。中学に上がるとファッション誌を読むようになって、ますます洋服に興味を持ちましたね。それまでも、自分で服をリメイクしたり、古着のデニムを買ってきて染めたり、洋服が好きだったんです。ファッション業界で働きたくて、雑誌についていた専門学校のパンフレットを申し込んで、眺めたりしていました」

彼女が通っていた高校は、県内では中堅レベル。大学と専門への進学数は、それぞれ半々くらいで、地元に残って進学する人の方が多かったそうです。

「高校の時に付き合っていた彼氏が、デザイン関係の専門に進学するために先に上京していたんです。遠距離になってしまって寂しかったので、後を追うように上京しました。大学は、女子大の服飾科に進みました。専門と大学と迷ったのですが、大学の方が就職に有利だと思ったんです」

夢だったファッションビルで働くも、激務で膀胱炎を繰り返す

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