堅実女子ニュース&まとめ 【私の場合】既婚上司の「カン違い恋愛」、密室から逃げた翌日、業務妨害とパワハラ地獄が……~その1~

ハリウッドで表面化したセクハラ問題をきっかけに、SNSなどで性暴力被害者に連帯する「#metoo」運動が拡大。そして、あらゆるハラスメントの根絶、マイノリーティーの安全、平等を求めるセクハラ撲滅運動「TIME’S UP」も注目されるようになりました。そこで目を向けたいのは、一般人である女性が受けたセクハラ、パワハラについて。彼女たちが、様々なハラスメントにどう向き合ったのかを本連載では紹介していきます。

お話を伺った桂子さん(32歳・仮名)は、「40代の既婚男性から“コイツ俺のこと好きかも”とよく思われてしまい、標的にされるんです」と語っています。桂子さんはWebサイトのコンサルティング会社で営業職として働いていましたが、42歳の職場の上司(既婚)からカン違い恋愛をされ、それを断った結果、パワハラを受けて半年前に退職。現在、転職活動をしています。

「10年間勤務しましたのでホントは辞めたくなかったんですが、上司からのパワハラが私だけでなく、同僚も巻き込むようになって、仕事上の問題も発生してきたので、“もうこれは私だけの問題ではない”と思い、辞めることにしたのです」

桂子さんは長い黒髪が美しく、どこか気弱な感じがする女性。女同士なら、色じかけで営業するタイプではないとわかるけれど、男性はどう思うのか……。

「上司やクライアントなど、カン違いがひどいオジサンから誘われてしまうのが悩みです。おそらく私が薄幸そうな外見をしていることと、押しに弱いという性格を見抜かれ、オジサンの”最後のモテ願望”に火をつけてしまうのでしょう。20代前半の頃は本当にひどくて、ランチに入った定食屋で40代の男性からナンパされたこともありました。合コンに参加したときは、結婚指輪を外して参加していた男性に、エレベーターの中で強引に体を触られたこともあります。ある種の男性はお酒が入ると“このくらいならいいかも”と暴走し、欲望のままに犯罪行為を平気でする。それなのに、私が彼らのことを好きだから抵抗しないと思っているんですよ」

会社でも、様々な男性から恋愛アプローチ的な行動を受けていたと言います。

「5分で済むような事務連絡を、個室の会議室で2人きりになりながら、2時間以上引き延ばされたこともありました。あとは、私が営業に行くと身を乗り出すようにして話す人も多かったですね。辛かったのは、同僚の女性からあからさまに態度を変えられることです。女性から“いいわね、モテて”などと言われて線引きされ、孤立してしまう。私がずば抜けて仕事ができればいいのですが、そうではない。ハブられないために必死でした」

恋愛スイッチが入ると、アラフォー以上の男性は悪ノリを始める

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