堅実女子ニュース&まとめ 【いい転職・悪い転職】女性上司からのハラスメント、産まない宣言で勝ち取った正社員の椅子~その2~

いい転職をした女性と、悪い転職をした女性が、その差は何かを語ります。今回は信用金庫からマンションデベロッパーの契約社員になり、現在はIT関連会社に勤務している皆川直美さん(仮名・36歳・東京都出身)の経験談。

転職サイトに登録しつつ、行きたい業種の企業ホームページで職探しを行なう

28歳の転職時は、「このまま家でブラブラしていたら、何の経験もできない」と焦る気持ちが強かったです。平日の昼間に自宅でボーっとしていると、自分が世の中から必要とされていない気分になり、死にたくなりました。

私は窓口業務と事務しかできないので、営業補佐的な職種を狙いました。また、女性に対してトラウマがあるので、なるべく男性が多い業種を狙いました。機械、不動産、建築、薬品関連……それらの大手の採用情報を見つつ、転職サイトに登録。転職サイトはキャリアカウンセラーに相談できますし、さまざまな業種や会社の情報が見られてよかったのですが、なんでも自分で決めたい私の性格には合わなかった。

でも、転職サイトで多くの企業を紹介され、「私にもニーズがあるんだ」と思えたことは自信につながりました。

転職活動において、「自信」というのは何よりも使えるアクセサリーになります。10社くらい面接して、7社に内定をもらいました。そして、一番有名だった会社に転職したのです。雇用形態が契約社員でしたが、大手の企業での仕事ってどのようなものなのだろうか、とても興味がありました。

男性だけの部署は、居心地がよかった

転職活動をしながら、自治体主催のエクセル教室とパワーポイント教室に通いました。これは500円程度の金額で基本的な操作を教えてもらえるというもので、とても役に立ちました。

デベロッパーでの仕事は事務と営業補佐で、その内容はすべて資料作り。営業担当者から「こんな感じで作って」と言われて、自分なりに工夫して見やすくしたり、商談に使いやすいよう考えて作りました。すると、褒めてもらえるからやりがいがありましたね。

なんというか、仕事は「相手が喜んでくれる」「相手の役に立っている」という実感があるから続けられるんだと。もちろん、給料額とか休みが取りやすいとか、いろんなことを考えますが、純粋に「誰かの役に立てているかどうか」だけなんだと思います。

それに最初に配属された部署は、私以外はほぼ既婚の男性で、とても居心地がよかった。結婚しているので、部内の“公式な会”以外での、飲み会や食事に誘われることもないので。

部内の雰囲気がいいと、業績も上がる。しかし、増員されたことで状況が暗転

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