堅実女子ニュース&まとめ 【いい転職・悪い転職】女性上司からのハラスメント、産まない宣言で勝ち取った正社員の椅子~その2~

業績好調につき、人員増員。女性2人が投入された

部署の雰囲気がとてもよかったこともあり、入社後半年で、私と同じ営業補佐の女性が2名投入されました。いずれも正社員で40代だから、肩書きがついており私の上司にあたる立場でした。2人はもともと仲が良かったみたいです。最初に会った時に、嫌な予感がしたのですが、それは的中。

2人は独身で、身なりをかまうタイプではなく、ボサボサのヘアスタイルに、テキトーなメイクをしていました。仕事もあまりやる気がなく、言われたことをこなしていくタイプ。私が言われた仕事をさらに磨き、見やすい資料やデータの作成をしているところが、気に入らなかったみたいです。

再びの「あいさつ無視」に転職を決意

私達は、同じような仕事をしていました。ある日、私が相手のミスを指摘した事で、状況が変わった。明らかに数字を間違えていたので、「ここ、ちょっと気になるかもです(てへっ)」みたいな感じで教えてあげたときに、空気が凍り付いたのがわかりました。それからは、あいさつ無視、私のミスをみんなの前で指摘するなど、既視感ある嫌がらせがスタート。

相手の女性に、私のことを辞めさせたいという明確な意思はありません。「なんか気に入らないから、やっている」んですよね。さらには書類をバンと置いたり、舌打ちしたり、連絡をしなかったりして、2人の女性が結託して、私を迫害しました。

常に監視されているという意識があるから、私も仕事に集中できず、ミスを連発。負けたくなかったのですが、半年後に体調が悪くなり会社に行けなくなりました。頭痛、めまい、原因不明の皮膚の疾患が出てしまったのです。たった1年間で会社に行けなくなってしまい、自分的にも本当に残念でした。

上司に相談したら、私が嫌がらせを受けていることを、全く察知していなかったんですよ。どんなことをされたか報告したら、「やはり結婚していない女性は……」と言いかけて口をつぐんだ。私も同じ気持ちでした。

いい情報を得るために、ハローワークを活用、その後は企業のSNSで会社の雰囲気をチェック

私の人生計画的には、大手デベロッパーで経験を積み32歳で出産し退職。子供としっかり向き合った後、35歳くらいから働き始めようと思っていました。でも、大手で仕事をして、それは現実的ではないなと思いました。なぜなら、その会社では時短など働き方改革をしていたのですが、実際には早く帰る人に対して冷淡。悪口を散々言っていました。

私はまだ仕事がしたかったんですよね。母が父と離婚した後も、公務員として働いていたから私を大学まで出してくれることができた。だから「自分で稼がなくちゃ」という気持ちが強いのかもしれません。

2回目の転職活動は、ハローワークで応募してからその会社のSNSをチェックし、社風や社員の考え方をリサーチしました。ベンチャー企業にばかり応募したのは、「大手は人をいじめる余裕がある」と痛感したから。

29歳になっていて、特技もないから5社受けても内定が出ない。すぐに採用されると思っていたのでショックでした。そのときに、「私は妊娠する可能性があるから採用されないんだ」とひらめいたんです。しかし、そんなこと採用担当者や社長はあからさまに聞いてこない。そこで、自分から「私はしばらく子供を産む予定も意思もありません」と言ったのです。そしたらすぐに内定をもらえてホッとしました。

今の会社を選んだのは、正社員採用であることと、未経験者に仕事を丁寧に教えてくれるところです。IT関連のコンサル業なのですが、人数が少ないから仕事をきちんと与えられて、データのリサーチ、分析、営業など忙しく、自分のキャリアアップになっていると思います。

若い頃は自分の時間が欲しくて、なるべく補佐的な仕事を選んでいましたが、アラサー期に勇気をもって責任ある仕事ができる会社に転職できてよかったと思います。

それまで自由な雰囲気で働いたことがなかったので、ベンチャー企業に転職したときに、オフィスでお菓子を食べている人や、派手なネイルをしている人を見てびっくりしたという。

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