仕事も家庭も成功も手に入れる!映画『オー・ルーシー!』の平栁敦子監督、そのコツを教えて!~その2~

仕事も家庭も成功も手に入れる!映画『オー・ルーシー!』の平栁敦子監督、そのコツを教えて!~その2~

仕事も家庭もどちらも充実させている女性監督・平栁敦子さんに、どうやったらそんな風に生きられるのかを伺ってみました。~その1~はコチラ 

『オー・ルーシー!』が公開中の平栁敦子監督。

 
平栁監督の最新作!『オー・ルーシー!』
(配給:ファントム・フィルム)●監督・脚本:平栁敦子 ●出演:寺島しのぶ 南果歩 忽那汐里 役所広司 ジョシュ・ハートネットほか ●ユーロスペース、テアトル新宿ほか全国ロードショー
 
 

(c)Oh Lucy,LLC

 
 【あらすじ】
職場と一人暮らしのマンションを往復するだけの毎日を繰り返す43歳の会社員、川島節子(寺島しのぶ)。姪の美花(忽那汐里)から押し付けられて英会話教室に参加、米国人講師のジョン(ジョシュ・ハートネット)からいきなり金髪ウィッグをかぶせられ〝ルーシー”というニックネームをつけられる。「ヘイ!ワッツ・アップ?」――もう一人の受講生である小森(役所広司)とハグにハイタッチ。節子の中のなにかが弾け、ジョンに恋をする……。

長女を授乳しながら、大学院への進学を決意

10歳の長女と5歳の長男、二人のママでもありますよね。それはモノづくりに影響が?
 
「やっぱり、いい意味でも悪い意味でもあります。タイムマネージメントが上手くなり、時間を効率的に使えるようになります。時間がたくさんあっても、ひょっとしたら寝てばかりかもしれないし。子どもがいるからこそ、人生についてのチョイスをクリアにしてくれます。英語で学んだ言葉だから英語が出てきちゃうんですけど……Groundedっていうんです。“makes me Grounded”地に足が着くというかフラフラしないというか、重石になっているというか。船のイカリみたいな感じかも」
 
映画監督を目指したのはいつごろですか?
 
「小さいころは漫画をよく描いていて、漫画家になりたいと思っていたころもありました。ビジョンを持って一コマずつ描く、それは映画づくりに近いですよね。生まれつき、そうしたことが楽しかったようです。それで自分でも忘れていたのですが、妊娠中にUCLAのextensionという、誰でも受けられる映画作りの講座を受けたんです。ぱんぱんのお腹を抱え、産む2週間前くらいまで通って。初歩的なことを教えてくれるクラスで、そのとき初めて映画づくりについて学んだのですが本当に楽しくて。いつかは大学院へ行きたいなと。そういえば、そのエクステンションの先生が大学院への推薦状を書いてくれたんですよ」
 
長女を子育て中に、大学院への進学を決意したそうですね?
 
「2歳になるくらいまでは子育てに専念するつもりでした。それで妊娠中に講座を受けて『いつか大学院に』と思ったのですが、いつかではなく、いまだ!と思ったのは授乳中に娘の目を見たときです。あのまっすぐな目。犬がそういう目をしていますが、動物的な目ですね。あまりにまっすぐだから、ごまかせないんですよ。それでその目を見返そうとしたとき、自分はなにをごまかしているのだろう?と。当時は俳優をやっていて、出産してすぐCMのオーディションへ行ったんです。そこでモデルのようなキレイでスタイルのいい人がたくさんいるなか、なにをやっているんだろう、私?って。映画の1シーンみたいに、自分だけが止まっていて、周囲の風景だけがぐるぐる回っているような感覚がありました。そんなふうに、そのときや っていることへの違和感を自覚させてくれたのは出産がきっかけでした」
 

すべては脳の構造のせい!?

そこでまたすぐ行動に移すところがスゴイですよね?
 
「ああ……考えるとできなくなるから、やっちゃうんでしょうね。考え始めたら、やらない理由なんていくらでもあるじゃないですか。そういう脳の構造なのかも。夫を見てそう思います。彼は将来のことをあまり考えない、不安や恐怖がなく、リスクなどを考えないんですよ。私はどちらかというと心配性なんです。ああなったらどうしよう?と未来ばかりを考えてしまう。父がそうなんですが。だからやっぱり脳の構造のせい、DNAに動かされてるだけかも(笑)」
 
すべてが脳の構造のせいだとしたら、堅実女子が努力しても無駄な気も……。
 
「でもそのDNAに沿って、その人のすばらしいなにかがあるのだと思うんですよね。例えば、心配性にも利点がありますし。そういう脳の人は観察力が鋭いとも聞きました。だからいかに早く、それを知り、自分の進むべき方向へ進むか?多くの成功した人にインタビューした人がそうおっしゃっていました。私が昔から漫画を描いたりしていて遠回りをしたけど、結局小さいころに没頭していたことを今やっているような気がするという、そういうことです。きっとフィギュアスケートの羽生結弦さんなどもそうなのでしょうね。彼のスケートを見ていると、やりたいこととやっていることがピッタリとマッチしているなと。邪気がないというか。子どものストレートな目というのも、見ているものとほしいものとがピッタリ一致していてブレがない。授乳中に娘の目を見てハッとしたとき、自分 はそこがブレていることに気づいたのでしょう」
 
監督にもうまく歯車の合わない時期があったのですね?
 
「もちろん!誰にでもあると思いますけど。もっともアンハッピーな時期が20代でした。クォーターライフ・クライシスという言葉があるくらいですから。ちょうど『ロスト・イン・トランスレーション』の主人公みたいな心境かも。頑張りたいけど頑張れないというもやもや感でいっぱいで、現実に障害も多くて。そういう時期ってありますよね」
 
経歴を見ると、映画監督という目標を最短距離で、一足飛びに成し遂げられたように見えますが?
 
「そうなんですか!?でも実際に遅咲きと言われる年齢だし、最初は俳優もやっていたわけで、最短距離ではないんじゃないかな。すべて通らなければならなかった道だとは思っています。この年齢になって長編映画を撮ることが私の運命みたいなものだと思っていますけど」

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