堅実女子ニュース&まとめ 【いい転職・悪い転職】正社員のハケン差別、子会社・孫会社差別に「NO!」執念で抜けた差別のループ~その2~

いい転職をした女性と、悪い転職をした女性が、その差は何かを語ります。今回は新卒で入ったOA機器会社をいじめが原因で半年で辞め、2年間自宅静養を経て、派遣社員になるものの、3年で正社員になるために就職活動を開始した、高宮柚子さん(仮名・34歳・東京都出身)のお話です。

「あのハケンは使い勝手がいい」という言葉で、転職活動を頑張る

登録している派遣社員に、辞めたいことと転職活動をしたいことを伝えると、あっさり「わかりました」と処理されました。転職活動はサイトに登録し、派遣の仕事と並行しながら進めました。面接のときは早退させてくれるなどして、配慮してくれたのが嬉しかったですね。

私のことを「あのハケンは使い勝手がいい」と言っていた、20代の社員さんが、私が辞めることを知って、とても悲しんでくれたんです。「もっとお話がしたかった」などと目をうるうるさせながら言ってくれましたが、陰では私のことを部品みたいに思ってんだろうと思うと、突き放すように「はあ、ありがとうございます」と言ってしまいました。

余談ですが、27歳で派遣を辞めてから7年間、未だにこの会社の食品や飲料は買っていませんし、親や友人にも「買わないで」と言っています。不祥事や回収がニュースになると、とても嬉しいんですよね。

転職活動を始めた当初、大手への就職は厳しいと思いましたが、「あのハケンは使い勝手がいい」と言われたことが悔しくて、頑張れた部分があると思います。

キャリアカウンセラーに「大手は厳しい」と言われるも、執着した理由は?

とはいえ、大手ばかりを狙っているから、厳しかったです。そもそも求人がないので、キャリアカウンセラーの人には「違う会社も候補に入れてはいかがですか?」と言われても、絶対に大手しか考えられなかった。

しかも私が行きたいのは、大手企業の名前を冠した子会社や孫会社ではなく、親会社です。派遣先で子会社、孫会社の会社に変なあだ名をつけて、出入りする子会社の社員を、陰でこき下ろす社員さんの発言も聞いていました。私はもうそんな差別されるのが嫌だったのかもしれません。

それに加えて、大手企業で働く人の様子を見ていると、やはりとても充実しているんですよね。社員を海外研修に行かせて学ばせたり、リフレッシュ休暇を取得させたり、社員を大切にしてくれるし、さらに成長させてくれる。

新卒で入った中小企業なんて、定年まで馬車馬のように働いている人ばかりでした。有休があるといっても名ばかりで、誰も取得していなかったし。だから、絶対に社員が数千人から一万人規模の大手がよかったんです。業種は全く問いませんでした。

難航する転職活動を、発想の転換で突破する

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