【勤続10年女子】ベビー用品専門店に転職して10年、自分もそろそろ赤ちゃんが生みたいけれど目途が立たない!~その1~

【勤続10年女子】ベビー用品専門店に転職して10年、自分もそろそろ赤ちゃんが生みたいけれど目途が立たない!~その1~

「高校は、学校に届け出をすればバイト禁止ではなかったのですが、無許可でバイトをしていた上に、衣装を着て接客をするのが不謹慎だと学校から親が注意され、バイトを辞めさせられました」

学校では、メイドカフェでバイトしていたことが噂されるようになり、学校に行くのが嫌になったという加奈子さん。成績も下降していた時に、高2の時の担任の先生から短大への進学を薦められた。今から定期試験を頑張れば、学校から指定校の推薦入試が受けられると言われ、地元以外の学校に進学をしたかった気持ちがあり、試験勉強に励んだ。その甲斐があって、高3の秋には指定校推薦で、短大の英文科に合格した。

「短大では、高校とは違って英会話の授業も多く、2年間で、英語をより深く学びたいって思いました。今は短大が減ってきていますが、私は大卒の友人よりも早く就職も決まったので進学してよかったです」

短大の同級生たちの中には、4年制大学の学生に交じり総合職にエントリーをしたり、マスコミに就職をするために大学への編入試験を受ける準備をしている者もいた。加奈子さんは、自分の学力や、向き不向きを考えたときに、そのまま短大卒で就職した方が条件が良い仕事に就職ができるのではないかと考えた。そのため、短大に入学した1年生のころから、企業ガイダンスに出席をしたり、OG訪問するなど就活の準備を進めた。

「高校の時もそうなのですが、進路指導の先生から“だらだらと4年制大学に進学するよりも、短大に進学した方がよい”って薦められたので、その通りにしたんです。短大でも、編入試験を受けて4年制大学に進学がしたい気持ちも少しありましたが、小売りをはじめとする接客業なら短大卒で就職した方が、2年早い分、長く勤められるって思ったんです」

加奈子さんは大学生向けの合同企業説明会で、それまで興味がなかったベビー商品の専門店の存在を知った。女性が多そうな職場環境や、企業内容を説明する社員の熱心な姿に“ここで働いてみたい”と感じ、エントリーをした。でも、第一志望は大手小売りの専門店にしていたという。

「ベビー用品の専門店にも興味があったのですが、第一希望だった小売りの専門店から内定が貰えたんです。凄く悩んだのですが、企業のネームバリューで選んで、ベビー業界ではなく大手の小売りに就職しました」

新卒で就職した企業では、接客業として靴売り場に配属。自社製品の販売から同じ売り場にあるメーカーの靴も、人が足りない時には対応した。バックヤードにたくさん積んである商品の中から、お客様が試着したい靴のサイズを探し出し、持っていく。パソコン上でのデータ管理から、売り場の掃除、棚卸し。それ以外にも、自社が提供しているサービスや、クレジットカードの営業などノルマもあり、入社1年目から忙しかった。売り場の人員不足のために、営業時間を超えての残業が当たり前の日々だった。また、商品に関する知識以外にも、パソコン業務を行なわねばならず、接客業の大変さを感じた。

「正直なところ、サービス残業っていうか、働きの割にはお給料がもらえないなという気持ちになりました。2年目に実家から片道1時間半以上かかる遠方の店舗への異動の話があったので、そのタイミングで退職を決意しました。水面下の転職活動中に、就活時にチェックしていたベビー専門店を思い出し、何の気なしにサイトを見たところ社員募集の告知が出ていたんですよ。それで、転職試験を受けてみました」

今でも、メイドカフェで働いていた時の、「ご主人様~」の決め台詞は覚えている。

ベビー業界に転職が決まるも、だんだん赤ちゃんの泣き声がストレスに……。~その2~に続きます。

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