堅実女子ニュース&まとめ 【派遣女子・どうして更新されないの?】接客業はやる気搾取!?周りのパートから嫌われ退職。編集業を夢見る歴女~その2~

かつては自分の時間が欲しい、自由な時間を謳歌したいという女性たちに支持された派遣という働き方。今回は、都内で派遣社員をしている大井奈津子さん(仮名・26歳)にお話を伺いました。

東京都杉並区で生まれ育った奈津子さんは、電気の安全調査員をしていた父と、総合病院で看護師として働いていた母の3人家族。中学時代から歴史に興味を持ち、考古学者になりたいと考えます。しかし学校では歴史好きはバカにされると思い、周りには隠していました。高校に入学すると、両親の仲が悪化し別居し始めます。大学は歴史学科に進学しますが、学費を稼ぐためにメガネショップや居酒屋でのバイトに励みます。

有名チェーン店だったメガネショップでは、やりがいを感じていました。

「メガネショップでは、メガネやレンズの種類など覚えることも多かったんです。就活中、そのまま就職するのも勧められたのですが、時給制の社員としての条件だったので断りました」

彼女が通っていた歴史学科は、就職率があまり良くなかったといいます。その中で、接客業に絞った対策を立てます。

「就活は、事前に販売士の資格も3級を取得しているのをアピールしました。最終まで2社残ったのですが、メガネショップが入っていたファッションビルにあった女性向け衣料のアパレルメーカーに決めました」

社員として入社したアパレルメーカーは、販売職のスタッフはほぼ全員女性でした。

「入社前は、社員の人のブログなどを読んでいて女性が活躍できる職場というイメージだったんです。私が配属された店舗は22時まで営業していたため、バックヤードの片付けやパソコン業務などを行なうと、終電間近になることもありました」

奈津子さんは、アパレルメーカーの中でも幅広い年齢層に向けた、主力ブランドに配属になります。

「パートが休んだ時のシフトの穴埋めもしなければならなくて、10日連続勤務が続いたことも。基本的に土日休みがないため、友達と全然会えないのがストレスになりました。店頭では自社製品を着ないといけないため、給与から売り上げ目標のために自費購入もしていました。セール中は声がかれるほど売り込みもして、家に帰るとマスクをして極力喉を使わないようにしていました」

業務内容が多忙なため、スタッフの入れ替わりが激しかったといいます。

「女性が多い職場だと、育児休暇なども取りやすいと事前に聞いていたのですが、まず結婚すること自体が、ここに勤めていたら無理だなって思うくらい人手不足で忙しかったです」

店舗責任者となり、自分の時間を犠牲にしてまで働く“やる気搾取”モードへ

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