見た目の第一印象ってやっぱり大切ですよね。美人とかイケメンということではなく、身だしなみがきちんとしているかどうか。相手からの印象を左右するため、ビジネスシーンでもとても重要なことです。
気になる他人の身だしなみ、1位は?
多くの人が気をつかっているであろう「身だしなみ」について、パナソニックがビジネスパーソン男女500人に調査を実施。
まず、ビジネスシーンでの他人の身だしなみについて、「見つけると気になってしまうこと」を聞いたところ以下のような結果に。
【他人の身だしなみ、見つけると気になってしまうこと】
1位:鼻毛が出ている(59%)
2位:髪が乱れている(53%)
3位:服が汚れている(44%)
1位は「鼻毛が出ている」となりましたが、実際に他人の鼻毛が気になった経験があるかを聞いてみると、約8割が「ある」(78%)と回答。しかし、そのうちの実に92%が「他人の鼻毛に気づいたにも関わらず、指摘できなかった・しなかった経験がある」と答えています。デリケートな問題なんですね……!

指摘しづらい鼻毛問題……!
では、相手が誰であれば指摘することができるのでしょうか?
相手との関係ごとに「鼻毛が出ていることを指摘できるか」を聞いてみたところ、以下のような結果に。
【それぞれの相手に鼻毛が出ていることを指摘できますか?】
1位:後輩(30%)
2位:部下(28%)
3位:先輩(11%)
4位:上司(6%)
5位:外注先(4%)
6位:クライアント(3%)

後輩や部下なら、少しは言いやすい!?
「後輩」(30%)が最も多い結果となりました。一方で「誰にも指摘できない」と回答している人も約7割(69%)おり、「鼻毛を指摘すること」にはかなりのハードルがあることがうかがえます。
実際に鼻毛を指摘できなかった経験を詳しく聞いてみると、以下のようなエピソードが。
「取引先の人が自社に現れたとき、雨でびしょ濡れになっていたのでタオルを差し出した。そのとき間近で顔を見たら鼻毛が伸びていて、思わず笑いそうになったが、必死にこらえた」(59歳・女性)
「上司との会話の最中に上司の鼻毛が出ているのに気がついた。しかし話がありがたい説教のような内容だったので、なおさら指摘しづらかった。あとで話の内容と鼻毛とのギャップに笑いが出た」(26歳・男性)
「接客業で遅番だったとき、朝から出勤していたスタッフの鼻毛が出ていた。そのまま接客していたんだ…と思ったが言えず……」(41歳・女性)
特に、「上司の話を聞いているときに気づいてしまった」というエピソードが多く、鼻毛が気になるあまり話に集中できなくなってしまった人も多いようです。