堅実女子ニュース&まとめ 【派遣女子・更新なし】人間関係も仕事も、イヤになったらぶっちぎり。アラサー派遣の逃げの代償~その2~

30代になると、周りからの「結婚」プレッシャーに耐えられなくなります。

「福島からまた上京したのは、親からの結婚しなさい、きちんと働きなさいというプレッシャーが嫌だったんです。上京しても、鍼灸師の資格を持っていたので何とかなるかなと思っていました。本当は正社員で勤めたかったんですけど、全然受からなかったですね。ある企業の正社員の試験を受けたときに、“これまでの社会人生活であなたが築いてきたものは何ですか”という質問があって、うまく答えられずに惨敗しました」

愛子さんは最終的に、幅広い分野での事務職の案件が選べるので派遣会社に登録します。

「デスクワークがやりたくて、派遣に登録しました。すぐに仕事の紹介が来ましたよ。でもコーディネーターの説明と違う部分も多く、単純な入力作業やシュレッダー作業が、つい面倒くさくなって休んでしまったんです。始業時間が過ぎた頃に、しれっとメールで連絡をしたら、電話がかかってきて休んだ理由を聞かれました。本当は理由なんてあまりなかったのですが、体調不良だと言ったんです。その時は注意されずに済みましたが、契約更新されませんでした」

本当は、自分一人で仕事は完結したいタイプだといいます。

「前職ではデータ入力の仕事をしていたのですが、職場で入力をしていた共有ファイルの更新業務がうまくいかずに間違った形で上書きされてしまったんです。派遣数人で更新していたので、黙っていればわからないと思っていたのですが、部署内で調査され最後にファイルを修正したのが自分だとばれました。“なんで上司に報告をしないのか”ということから、“他のファイルも自己判断で間違った入力をしている”とひどく怒られたんです。周りにも見られていたので職場に行きづらくなって、次の日に無断欠勤をしてしまいました。心配した派遣会社のコーディネーターからメールや電話で連絡が来たのを無視していると、家までコーディネーターが様子を見に来ました。“今回はこのまま契約終了です”と呆れた顔で言われました」

今は派遣で働いる愛子さんですが、将来はどうしたいのでしょうか。

「地元にいても、給与も安いので将来どうなるのかが不安だったんです。東京には派遣での仕事がたくさんあるから、なんとかやっていけるかな。結婚しろってうるさく言う人もいないし。ただ、専門や学生時代の友達と続いていないので、長い付き合いの親友と言える人もいないんですよ。派遣で会う人とも、そんなに仲良くならないし。これまで、面倒で困ったことがあるとそのたびに人間関係もリセットしていたので……。でもまあ派遣という働き方は、やりづらいと感じたら契約を終了すればいいので、私には合っているんだと思います」

アパートの下まで派遣のコーディネーターが来たことがあるため、ずる休みをした時はまた来ているのではないかと不安になる。

1 2