堅実女子ニュース&まとめ 【勤続10年女子】将来の夢は女性役員!“計画的子なし”を受け入れてくれる人を探して婚活か、卵子凍結か!?~その1~

大学3年になり就職か進学かで悩んだが、まだ就職氷河期だったため大学院への進学を決めた千明さん。国立の大学院に進学し、就職に有利になりそうな広告論やマスメディアについて学んだ。そのまま大学に残って教授や研究者になることも頭によぎったが、ある時、教授からコーヒーカップの洗い物や研究室の掃除などの雑用を頼まれて、「やりたくありません」と断り険悪な雰囲気になった。“ここにいても専業主婦だった母と同じかも……”と考え、女性でも男性と同等の扱いをしてもらえそうな企業に就職したいと思ったそうだ。

千明さんは息苦しそうな研究室ではなく、大手広告代理店などを中心に就活を始めた。実力試しのつもりで、ウェブメディアを中心に多岐に渡るサービスを提供している会社を受けたところ、最終面接はグループディスカッションによる新規事業の提案だった。

「私は、事前に面接で想定されるようなテーマをいくつも準備しておいたんです。誰もが考えつくような内容ではなく、一歩進んだ内容を提案できるようにして。そしたら、内定が出たんです。まだ別の企業の就活を続けようかと迷っていた時に、同級生やOBから“千明はこの会社に向いている”と言われたんですよね。周りがみんな勧めていて、私も気持ちが向かっていたので入社を決めました」

入社後は仕事も人間関係も順調で、働くのが楽しいと思うほどだったという千明さん。ただ、恋愛関係だけは暗雲が立ち込めていた。

「大学時代から付き合っていた彼氏は、就職しないで塾講師とかやりながら博士課程に進学したんです。私が就職先を知らせると、“俺より偉くなっちゃうね”と言われて……。つきあっていけるかと思ったけど、私の中で彼よりも仕事の方が楽しくなってしまって、この人のグチ聞いてるくらいなら1人で楽しいことやった方がいいなって思うようになっていったんです。別れるときは、あっさりしたものでしたね」

千明さんは本当に仕事が楽しくてしょうがない、と言う。同期入社のメンバーよりも院卒ゆえ歳上になるため、自然とリーダーのような役割を任されることが多かったそう。「私の方が年上の分、早く結果を出さなければいけないと思ってました。なにかあると、人の2倍、3倍のスピードで作業するとか、“出来る人”“優秀な人”って思われたかったんです」

そうやって仕事上の信頼を積み重ね、30歳になるころにはに名実ともに“出来る人”“優秀な人”として認知されるようになった千明さん。同期の誰よりも早くチームリーダーに抜擢される。しかし、その頃、同期の女性たちは結婚、出産に向かっていた。ある女性同期は「“ワーク・ライフ・バランス”を保ちながら、出産や育児をしても働ける会社だって聞いているから入社したんだ」と話していたが、千明さんはその発言に違和感を覚えたという。

「“実際に入社して働く前から結婚や出産を考えているなんて、本気で仕事をしたいと思っていないからだ”って、言ってしまったんですよ。そしたら、すごく険悪な空気になってしまいました……。そのころから、負けん気が強い私は結婚には向かないし、仕事の方が大事だと考えるようになりました」

ディスカッションや、ディベートは得意なため、男性から可愛げがないと思われている。

結婚はしてもいいけど、子供を産み育てるのはキャリア構成を考えたら無理……!?~その2~に続きます。

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