堅実女子ニュース&まとめ 【沼にはまる女たち】このご時世のヘビースモーカー。いつからか常備していたタバコ2箱と消臭スプレー~その2~

どこいでもいる女性が気が付くと、その世界の『沼』にハマってしまったケースを紹介する同シリーズ。今回話を伺った弘美さん(38歳)は、小さい頃から家族の影響でタバコに抵抗がなく、大人になり自身も喫煙者になっていきます。体調を崩したことで1度は禁煙に成功しますが、離婚をきっかけに再度喫煙者に。2年間の喫煙を経て、新設された禁煙外来に最初は興味本位で受診したと言います。

その1はコチラ

☆ ☆ ☆

「禁煙外来は最初は簡単なアンケートから始まりました。問診票みたいなものですね。答えからチャートで現在の依存度がわかるみたいで、私は低~中度の間ぐらいだったと思います。その他にも息を吹きかけて吐く息の中の成分を調べる機械があって、息の中の一酸化炭素濃度を調べるんです。その濃度でどのくらいタバコを吸っているのかわかるみたいで。でも、そこでも全然大したレベルじゃなかったんですよ。ホッとしたというより、当然だと思っていました。当時は1日に1箱もいかないくらいしか吸っていませんでしたから」

そして、処方されたニコチンパッチを貼り始めます。

「ニコチンパッチとは肌からニコチンを入れていくもので、今は一部のものは市販されていますが、当時はドラックストアでは売ってなかったんですよ。貼る部位はお腹など皮膚の柔らかいところだと教えられたので、言われた通りにお腹に貼っていました。

そしたら……、次の日には貼っていた部分が赤くなっていて、痛痒いんです。すぐに外して、もう少し皮膚が強そうな腕の外に貼ってみました。腕だと2日ほどは大丈夫なんですが、徐々に赤く痒くなってきて。結局腕の表裏すべての部分がかぶれましたね……。当時は夏だったのに、長袖を脱げない感じになっていました(苦笑)」

禁煙外来の効果も2年で終了。環境の変化がある度にタバコがやめられない

病院に通っていた頻度は2週間に一度。一度の支払いは3~4000円ほどで、3か月ほど通って2万ぐらいの出費だったと言います。

「今の禁煙外来であれば飲み薬も処方されるんですが、当時はなかったのか、私の行っていたところでは処方されなかったのか、ひたすらニコチンパッチで乗り切りました。

パッチを貼っている間は一切喫煙しませんでした。肌から吸収している感じなんてまったくなくて、どちらかというと『ここまでしているんだから絶対大丈夫』と気持ちが大きくなっていた気がします」

そのまま、弘美さんは2年間タバコを断つことができました。しかし、また2年で再開してしまった時期には転職という人生の岐路がありました。

「元の会社に勤めていた先輩が独立して、そこに声をかけてもらったんです。そこはインターネットのサーバーなどの構築や管理を行なう会社で、私は営業として新規案件を取ってこなくてはいけなかった。ノルマなんてものはないですが、声をかけてくれた先輩に期待外れだと思われているんじゃないかと思うくらい、最初のほうはまったくできなくて……。それが原因で夜眠れなくなってしまって、お酒を飲んだ時に気づいたらまた父親のタバコをくすねていました」

食事の後はタバコタイム。一日のリズムにタバコが入ってきて……

1 2