【私の場合】終電帰宅、残業の日々で疲弊……笑顔が消えた彼女が選んだのは会社からの脱出~その1~

【私の場合】終電帰宅、残業の日々で疲弊……笑顔が消えた彼女が選んだのは会社からの脱出~その1~

ハリウッドで表面化したセクハラ問題をきっかけに、SNSなどで性暴力被害者に連帯する「#metoo」運動が拡大。そして、あらゆるハラスメントの根絶、マイノリティーの安全、平等を求めるセクハラ撲滅運動「TIME’S UP」も起こりました。そこで注目したのは、“反論する声”を持たぬ一般人である女性が受けたセクハラ、パワハラについて。彼女たちが、様々なハラスメントにどう向き合ったのかを本連載では紹介していきます。

「27歳の時に中途採用された、社員30人の広告代理店が、モラハラ・パワハラ体質でした」と言うのは庄野尚美さん(仮名・35歳)。彼女は3年間、その会社に勤務し続けますが、1日も有休を取得したことがなく、8時出社、終電帰宅の日々が続いたと言います。

「社長がワンマン体質で、仕事が大好きな人なんです。だから、会社にずっと泊まり込んでいるような感じで……社長が帰らないから、役員も帰らない、中途採用のヒラ社員は絶対に帰れないですよ。すべき仕事がないのに、終電までパソコンを見ている不毛……仕方がないから仕事をし、自分で自分の仕事を増やしていくという感じでした」

会社にいる時間が長ければ長いほど、仕事は増えていったそうです。

「先方に持って行く企画書をやたらと丁寧に作り込んでしまったり、営業のアタックリストを作ったりしてしまうんですよね。仕事が終わってから終電までの5時間以上、丁寧に時間をかけて作らざるを得ないから“いいもの”ができてしまい、それが当たり前になってしまう。だから最初は仕事もないのに会社にいたのですが、そのうち会社にいる時間がどんどん長くなるんですよ」

尚美さんを悩ませたのは、ある男性上司の存在。上司は40歳で元ヤンキーでした。

「仕事はできるしカッコいい。結婚していて子供が3人いました。いつもホストっぽい服を着ていて、その人だけはデスクでタバコを吸っても許されるくらい、ほとんどの会社の売り上げを立てて、多くのビジネスモデルを作っていたと思います。ただ、結果を出せない人や、ズルしたりサボったりした人を瞬時に見つけて追い詰めていくんです。しかも、みんなの目の前で怒鳴る。最初見たときは“あ、カッコいい”と思ったのですが、怒鳴る場面を見てしまうと、その怖さに震えました」

会社には、美人やイケメンが多かったといいます。

「どうもこの会社は、女性社員を“顔採用”しているような感じがありました。美人と言われる部類の女性を採用すれば、営業成績は上がります。決裁権のある地位にいるのは男性ですから、不美人より美人が営業に行く方がハードルは低くなります。どれだけいいサービスでも、ビジネスである限りどちらかが不利益をこうむったり、うまくいかないときもありますよね。そんなときに“失敗した。しかも、営業は不美人だったし大損だ”と思うか、“失敗したけど美人と契約したから、まあいいか”と思うか……おそらく後者を選ぶんじゃないかな」

何度もやめようと思った。しかし、罵倒されても成長できることに価値を見出してしまう

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