堅実女子ニュース&まとめ 映画『ポルトの恋人たち 時の記憶』の俳優、中野裕太さんに恋愛観や語学習得のコツを聞いてみた!~その1~

18世紀のポルトガルと21世紀の日本を舞台にしたミステリアスな恋愛映画『 ポルトの恋人たち 時の記憶』に、俳優の中野裕太さんが出演しています。18世紀のパートではポルトガル語に長けた日本人召使、21世紀のパートではポルトガルギターの店を開くという夢を抱いて日本へ来たブラジル移民という二役です。そんな中野さんに恋愛観や婚活へのアドバイス、語学の習得方法などを伺ってみました。

俳優の中野裕太。英語、イタリア語、フランス語が堪能なマルチリンガル。今回、役柄のために1か月半でポルトガル語を習得したスーパーな人。

『ポルトの恋人たち 時の記憶』 (c)2017「ポルトの恋人たち」製作委員会

『ポルトの恋人たち 時の記憶』
(配給:パラダイス・カフェ フィルムズ)●監督:船橋淳 ●脚本:船橋淳、村越繁 ●出演:柄本佑、アナ・モレイラ、アントニオ・ドゥランエス、中野裕太 ほか ●11月10日 シネマート新宿・心斎橋ほか全国ロードショー

(あらすじ)
【第1部】1760年、ポルトガル。5年前のリスボン大震災と津波の傷跡が残る街へやってきた日本人召使の宗次(柄本佑)と四郎(中野裕太)は、ガスパール(アントニオ・ドゥランエス)の屋敷で働き始める。雑役女中のマリアナ(アナ・モレイラ )はやがて宗次と恋に落ちて逢瀬を重ね、それを知ったガスパールは激怒。宗次に過酷な労働を課す……。【第2部】2021年、日本。東京オリンピックを経て、さらに深刻な不況に陥る静岡県浜松。ポルトガル人の妻マリナ(アナ・モレイラ)と暮らす日経ブラジル人の幸四郎(中野裕太)は自動車工場で働いていた。ある日、リストラのために本社からマネジメントリーダーの加勢柊次(柄本佑)がやってくる。ポルトガルギターの店を出すという夢を持っていた幸四郎は、同僚に代わってリストラを受けるが……。

「運命の赤い糸を信じています」

この映画の【第1部】では召使同士の悲恋を描いています。柄本祐さん演じる召使・宗次と恋に落ちる、マリアナという女性を中野さんはどう思いましたか?

「周りの人間は宗次らを“アーモンドの形の目”などと言って彼らと距離を置きますが、マリアナは一目で“この人のことを好きだな”と思い、自分のそのインスピレーションに素直ですよね。偏見に囚われずに自身の直感を信じる純度が高い、そういう意味ではステキだなと。でもそのあとに純度の高さが裏返るというのは、ちょっとさすがにどろどろしてるな……と思いますけど」

宗次とマリアナは一目でお互いに何事か特別なものを感じます。現実にも、そうしたことはあると思いますか?

「僕自身は一目でキレイだなとかステキだなと思うことはあっても、それが恋愛に発展したことはありません。でもそういうことはあるだろうと信じてます。会った瞬間に“この人と結婚するだろうなと思った”という知人もいるし、そういうものなのかな?って。運命の赤い糸は絶対にあると思うんです。僕自身はまだそういう人には会っていませんが、あるといいなと、いますごく思ってますよね」

マリアナは宗次に心惹かれてすぐ、躊躇せずに彼へ近づきますよね。そうしたアプローチをどう思います?

「ヘンに回りくどいよりはいいんじゃないでしょうか、もちろん近づき方にもよりますけど。ずかずか土足で入ってこられるのは困りますが、劇中のマリアナは性急ではあっても素直でステキでしたよね。現実では……その回りくどさをお互いに楽しめるならいいのかも。それは二人の相性にもよるでしょう。さっと近づいてこられて苦しくなるとか面倒くさくなるというパターンもあるだろうし、それを含めて楽しいなと思える相手もいるでしょう」

相手への興味の度合いにもよりそうですが?

「それもありますよね。お互いに一目惚れでこれは運命だ!とわかっても、いまはすぐにそれを告白し合って近づく時期ではないということもありますよね。潮目を見るとき、というような。もう少し熟成させたほうがいいとか、なにか具体的な要素があるとか。そういう意味での回りくどさが逆に楽しいこともあるでしょうけど」

17世紀。柄本佑(右)演じる宗次と中野裕太演じる四郎は、大震災後のリスボンへ流れ着く日本人。

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