映画『ポルトの恋人たち 時の記憶』の俳優、中野裕太さんに恋愛観や語学習得のコツを聞いてみた!~その2~

映画『ポルトの恋人たち 時の記憶』の俳優、中野裕太さんに恋愛観や語学習得のコツを聞いてみた!~その2~

日本とポルトガルによる合作映画『ポルトの恋人たち 時の記憶』、出演した俳優の中野裕太さんに、旅のスタイルや語学習得のコツを聞きました。映画と恋愛についての前編はコチラ

映画『ポルトの恋人たち 時の記憶』に出演した俳優の中野裕太。

『ポルトの恋人たち 時の記憶』 (c)2017「ポルトの恋人たち」製作委員会

『ポルトの恋人たち 時の記憶』
(配給:パラダイス・カフェ フィルムズ)●監督:船橋淳 ●:船橋淳、村越繁 ●出演:柄本佑、アナ・モレイラ、アントニオ・ドゥランエス、中野裕太 ほか ●11月10日 シネマート新宿・心斎橋ほか全国ロードショー

(あらすじ)
【第1部】1760年、ポルトガル。5年前のリスボン大震災と津波の傷跡が残る街へやってきた日本人召使の宗次(柄本佑)と四郎(中野裕太)は、ガスパール(アントニオ・ドゥランエス)の屋敷で働き始める。雑役女中のマリアナ(アナ・モレイラ)はやがて宗次と恋に落ちて逢瀬を重ねるが、ガスパールは「奴隷の子孫の分際で」と宗次に激怒。過酷な労働を課す……。【第2部】2021年、日本。東京オリンピックを経て、さらに深刻な不況に陥る静岡県浜松。ポルトガル人の妻マリナ(アナ・モレイラ)と暮らす日経ブラジル人の幸四郎(中野裕太)は、自動車工場で働いていた。ある日、リストラのために本社からマネジメントリーダーの加勢柊次(柄本佑)がやってくる。ポルトガルギターの店を出すという夢を持っていた幸四郎は、同僚に代わってリストラを受けるのだが……。

風が吹くと、めちゃくちゃうれしくなる

中野さんが旅がお好きなのも、前編で話された恋愛同様、その浮遊感に魅力を感じるからですか?

「そうかもしれません。そもそも風そのものが好きなんですよ。風のなにがいいんだろう……わかんない(笑)。ちなみにウチの母親は風が大嫌いで、クルマに乗っていて窓が開いてると、風が顔に当たって疲れるらしくて。それも極端ですけど、僕は風が吹くとめちゃくちゃうれしくなります。本当に好きです。そういう意味でもこの映画は最高でした。ロケ地はめちゃめちゃ風が強かったので」

映画の舞台となったポルトガルへ、その後も旅行に出かけたそうですね?

「この映画をきっかけに、すでに2回行ってます。しかもわりと長期で、1か月ほど滞在したりして。もともとポルトガルにそれほど特別なイメージを抱いてなくて、これほど自分に合うとは思いませんでした。食べものもそうだし人もそうだし、自然や街の空気感もそう。多くのガイドブックに“どこか懐かしい”などと書かれていますが、その意味が行ってみてすぐにわかりました」

この映画にも印象的に登場するポルトガルの民族歌謡、ファドも「どこか懐かしい」ですよね?

「自分への染み方が演歌っぽいというか。ポルトガルって素朴で繊細なんです、人もそう。ラテン系だから明るさもあるけど、根は繊細です」

ポルトガルに限らず、旅がお好きだと伺っていますが?

「空港にいるともうワクワクします。でもウチの妹は全然そうじゃないらしく、それも人によるんでしょう。旅のスタイルはいろいろで、キャンプをすることもあります。でも都会のようなごみごみしたところへ行って泊まりたいとは思わないかも。用事があれば別だけど、ふだんは東京にいて疲れているし、都会ってどこも一緒に思えるから。パリやロンドンやミラノなど、一応は行きましたが、より深く知ろうとするとどこへ行ってもあまり変わらない気がする。日本でも田舎が好きです、ビル風じゃない風が吹くところが(笑)。一人で行くこともあるけど、それもケースバイケース。でも大人数は苦手です」

手紙を書くことで、自分もそのことと向き合える

マリアナが劇中、手紙に恋人への思いを託すシーンがありますが、中野さんはどう思いましたか?

「とてもいいと思います。恋愛に限らずですが、自分もそれは心掛けていますね。人に物を借りて返すときとか…ちょうど先日、事務所の人にDVDを借りていて。返すのが遅くなってしまったので“楽しく見ました。遅くなってすみません。裕太”と書いて挟みました。手紙って、やっぱり気持ちが伝わりますよね。もちろんLINEやメールも便利ですから、使い分けることかなと。とはいえテレビ電話なども、実際に会って話すのとは違いますもんね。面と向かって会ったときに感じるもの、手紙を受け取ったときの紙の感触と、アナログなものにこもる気持ちってあるなと。涙でインクがにじんでいたりすることで書いた人の想いが伝わるとか、そうしたことを大切に思う気持ちはなくならない気がします」

確かに字の書き方で、その人の性格や気持ちが伝わりますよね。

「そう。手紙を書くことで、自分もそのことと向き合いますよね。例えばさっきの、返すのが遅れて申し訳ないなと思ったこと。でも今日は会えそうもないし、これ以上遅れたら悪いから誰かに返しておいてもらおうというとき、自分からなにか伝えないと申し訳なく思えます。これ返しといて!で済むのかもしれないけど、とりあえず一筆書く。それで字が汚くなったから書き直し、そうしてまた申し訳ないと思う気持ちと向き合うとか。ご飯を食べる前に、いただきます! と言うのと同じ。丁寧になるというか、真摯になる。“真摯”なんて、言葉にするとやや重いかもしれないですけど」

恋愛においても、ラブレターはアリだと?

「アリじゃないですか。重いかどうかは内容や分量、渡され方によりますよね。いきなりA4サイズ10枚にびっしり想いが書かれていたら、うわ~重い!ってなるだろうけど。それもまたケースバイケース。例えばプレゼントを渡すときに、なにか一言添える。“お誕生日おめでとう”でも“いつもありがとう”だけでもいい気がします」

最近は、LINEで告白したり別れたりする人もいるようですが?

「それはなるべくしたくないですね、大事な人じゃないのかな?と思ってしまうから。僕は遠く離れた恋人と別れるときでも、飛行機に乗って会いに行く。そこは大事にします。ひょっとしたらなにも言わないで消えてしまったほうがやさしさになるときもあるかもしれないけど、LINEで“好きだよ”と告白したり“じゃあね、ありがとう。バイバイ”と別れるというノリは違うなと」

それでは、つきあっている彼女から「おはよう!今日はいい天気だね」などと、LINEで細かいメッセージが来るのはどうですか?

「基本的にあまり人と連絡を取らないからな……でも、うわっめっちゃ面白い!と思うときもあるのかも。相手によるし、そのやりとりの仕方にもよる気がします」

マリアナと宗次に関しては、異国人同士ながら言葉があまり重要ではないですよね。恋愛における言葉の重要性も、人によるのでしょうか?

「恋に落ちるときに言葉は大事じゃないと思いますけど、その後育むときには大事な要素のひとつではないでしょうか。言葉って思考の道具だから。それがすべてではないだろうけど。価値観を共有していくとか、関係性を育てる上では、言葉にしないとわからないこともあります。だから共通言語がない場合はかなり大変でしょうね」

宗次はマリアナと一目で心惹かれ合う。マリアナを演じるのはベルリン国際映画祭で高い評価を受けた映画『熱波』のアナ・モレイラ。

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