堅実女子ニュース&まとめ 【派遣女子】「あの時大学をやめなければ…」地方出身女子、夜職で大学中退……後悔で不眠の毎日~その2~

「地元の国立大学を卒業した母は仕事が好きで、私が生まれても続けていました。だから『寂しい思いをさせてかわいそう』と私に対する負い目があったのかもしれません。今と違い、『保育園で育ってかわいそう』と普通に言われていましたし、時短制度もありませんでした。だから、20時くらいまで母の仕事が終わらず、保育園で泣きながら待っていたこともあります。働き方改革といえば、昼の派遣の仕事の残業が激減してしまい、収入が下がってしまったんですよ。だから夜の仕事を増やさざるを得なくなりました」

正社員になりたくても、募集しているのはSEとか営業などハードな仕事ばかり。年齢に見合ったスキルがないから、採用されない。そして、20代のうちに結婚して楽になろうと思って婚活を始めます。

「まともな男性は、正社員の女性じゃないと結婚したがらないんですよ。マッチングアプリで、大卒・正社員・35歳までを条件に、10人くらいの男性と会いました。でも、派遣社員と言うと、『ないわ~』みたいな顔をされてしまう。また、男性と会うのは平日の夜になります。そうすると、バイトを休まなくちゃいけなくなって、お金が足りなくなる。それに、私が会った男性達はエリート意識が高くて、派遣だと言った瞬間、けっこうひどい扱いをしてくるんですよ。半年前、最後に会った一流大学卒業の男性なんて、自分が指定したお店でゴハンを食べたのに、ワリカンにしてきましたもん。自由が丘の意識高めのカフェで、ほんのちょっとしか食べ物がお皿に乗っていなくて、ほとんど向うが食べたのに、4000円も払わされて、心がくじけました」

この婚活から、メンタルの状態がますます悪化し、不眠に悩まされるようになります。

「大学中退の後悔は、今でも心に残っていて、ふっと思いだすと手足が震え、胃がせり上がって吐き気がするんです。ベッドに入ってから思いだすと眠れなくなり、強いお酒を飲んでしまう。すると翌朝辛くて後悔する。仕事のミスが増えると切られる気がしますし。本格的にヤバいと思ったのは、一緒に派遣をしている43歳の独身女性が切られてしまったんです。優しくていい人なのですが、加齢でミスが多くなり、スピードが落ちたことが原因だと社員さんの陰口で知りました。それに、社員さんに媚びるような態度も気に入らなかったようです。つまり、社員さんの気持ちひとつで、私達の首は切られてしまう。毎日大きな不安に取りつかれながら生活をしていても、何もない田舎には帰りたくないんです。こんな毎日がいつまで続くのか……と思っています」

1回のミスでクビになる雰囲気になっているというのに、眠れないのでお酒が手放せない。「どこから解決していいかわからない不安に取りつかれる日々」と語っています。

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