堅実女子ニュース&まとめ 飲み会シーズンはセクハラにも気を付けて!堅実女子のためのセクハラの対処法~その2~

国際NGOプラン・インターナショナルが「国際ガールズデー」に合わせて行なった、22か国の女の子や若い女性に向けた「安全なまちづくり」に関する意識調査結果を受けて、日本のセクシャルハラスメントについて考えていきます。

お話を伺ったのは、女性問題に詳しいジャーナリストでプラン・インターナショナルのジェンダー・アドバイザーの福沢恵子さん。後編では、日本のセクハラのパターンや、対策方法についてより詳しく伺いました。~その1~はコチラ

セクハラには5つのパターンに分けられる

セクハラといっても、体を触られたり、女性らしさを強要されたりするなど、さまざまなパターンがあります。セクハラとは、どのようなことを指すのでしょうか。

「セクハラには、大きく分けて5つのパターンあります。まずは、対価型です。『正社員にしてやるから、言うことを聞け』などがこのパターン。2つめは環境型で、これは職場でセクシャルな話をしたり、ヌードポスターを貼るなどがこれに該当します。3つ目は妄想型。加害者本人が『あいつは俺のことが好きだ』と思い込んでいるパターンです。4つ目は制裁型。『俺が社会人としての常識を教えてやる』というようなハラスメントです。自分の理想の女性像を立場が下の人に押し付けることもこの制裁型です。最後が衝動型。痴漢など、相手の人権を認めず、自分の性的衝動を優先する行為です」(福沢さん)

女性側がセクハラの加害者になることもある

基本的にセクハラは立場が強い人から弱い人に対して行なわれます。だから場合によっては、女性が加害者になることもあるのです。

「部下や同僚の男性社員に対して、『男らしくない』などと言うのはセクハラ。理想の男性像を相手に押し付けてはいけません。また、性的な質問をしたり、プライベートなことを過剰に聞き出したりするケースも該当する可能性があります。中には若手の男性に無理やりキスをした事例もありました。“女性=被害者”だと思わないこと。相手のことを尊重して行動することが大切です」

福沢恵子さん……早稲田大学政治経済学部在学中に女子学生の作る就職情報誌「私たちの就職手帖」を創刊、初代編集長となる。 卒業後朝日新聞記者を経て、東京家政大学人間文化研究所助教授、日本女子大学客員教授などを歴任。(公財)プラン・インターナショナル・ジャパンのジェンダー・アドバイザー。 専門分野はジェンダー論、キャリア開発論など。

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