病院では異常なしといわれたけれど、急性胃腸炎で胃痛と下痢が続くというプチ不調…治す方法を予防医学のプロに聞く!

病院では異常なしといわれたけれど、急性胃腸炎で胃痛と下痢が続くというプチ不調…治す方法を予防医学のプロに聞く!

胃腸が弱く疲れやすいタイプは「脾虚」

さて、今回の場合の症状・体質は、先ほどの「気・血・水」に加えて、五臓(肝・心・脾・肺・腎)などの状態で判断すると、「脾虚(ひきょ)」にあたると考えられます。

脾虚は、胃腸が弱く疲れやすいタイプで、消化機能ばかりではなく、気・血・水を生成する役割を持つ「脾」の機能が低下している体質です。食事は身体に必要な「気」「血」「水」のもとになります。しかし、「脾」が弱っていると、これらを取り込めません。典型的な症状は、食欲が出ない、食後におなかが張る、泥のような便、軟らかい便、下痢しやすい、などが挙げられます。

胃腸の機能を高めて余分な湿邪を取り除く六君子湯

対策として、食事をきちんと摂ることが大切ですが、消化・吸収力が弱いので、ゆっくりよく噛んで食べるように心がけましょう。食事を抜いたり、ダイエットをするのは禁物です。食養生としてオススメなのは、長いも、ヤマトイモ、自然薯などのヤマイモ類は気を補い胃腸の活性化に役立ちます。

逆に、避けるべき食べ物として、冷たいもの、生もの、脂っこいもの、チョコレートやケーキなどの甘いもの、唐辛子などの刺激の強いものが挙げられます。お薬として主に「脾」を元気づけてあげるものを使います。代表的な処方は六君子湯(りっくんしとう)です。胃腸の機能を高めて余分な湿邪を取り除く処方です。便がさらにゆるく、ときに水様便も出るような体質の人には参苓白朮散(じんりょうびゃくじゅつさん)が効果的です。

お腹がゆるくて外出がこわい……という人は、参苓白朮散を取り入れてみて。

 

賢人プロフィール

医師
中村康宏
医師。虎の門中村康宏クリニック院長。関西医科大学卒業後、虎の門病院で勤務。予防の必要性を痛感し、アメリカ・ニューヨークへ留学。予防サービスが充実したクリニック等での研修を通して予防医療の最前線を学ぶ。また米大学院で予防医療の研究に従事。同公衆衛生修士課程修了。帰国後、日本初のアメリカ抗加齢学会施設認定を受けた「虎の門中村康宏クリニック」を開院。未病治療・健康増進のための医療を提供している。

賢人のまとめ

「病院で臓器の異常がないと言われたが、症状としては異常がある」という場合、東洋医学的アプローチが有効と思われます。体内のバランスを分析し、バランスを整えることを意識するといいでしょう。今回の場合の症状・体質は、「脾虚(ひきょ)」にあたると考えられます。「脾」を元気づけてあげる漢方の処方と「気」を補い胃腸の活性化に役立つ食材でプチ不調を立て直しましょう。

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