ビューティー&ヘルス 【働きながら妊活しましょ】BMI標準以下で妊娠した場合の注意点

多少ぽっちゃりがちょうどいい

他方、「そんなに太る必要はない」と言う産婦人科医もいます。中には、妊娠中の体重の増加幅を5〜6キロとするクリニックもあります。日本では以前、「小さく産んで大きく育てる」が是とされた時代がありました。妊娠中に太りすぎると難産になるという説があったそうです。太ると産道に脂肪がいっぱいついて……とか、都市伝説みたいなものもあったそうですが、現在では何の根拠もないことがわかっています。

しかし、今でもそうした方針のクリニックはあります。私の友だちは、身長160センチぐらい、体重40キロ台で妊娠したのですが、医者から「体重増は5キロまで」と言われて、妊娠中なのにお昼にサラダしか食べていませんでした。これには驚きました。

痩せすぎや行きすぎたダイエットが妊活に与える影響を述べてきました。もっとも病気になりにくいBMIが22というとびっくりする人が多いかもしれませんが、多少ポッチャリぐらいでちょうどいいようです。

美しい体型にはだれしも憧れるものですが、妊娠中と産後まで想像を広げるとダイエットにも注意が必要ですね。

(妊婦さんの健康状態は十人十色ですし、基礎疾患のある場合、体重制限もあり得ます。病院の方針もそれぞれありますから、一概に何キロ増ならいいということは言えないことをお断りしておきます)

妊娠中の栄養バランスはしっかり。

賢人のまとめ

BMIが標準以下の痩せすぎは妊娠後、産後に思わぬ影響を及ぼすことがあります。妊活に必要なものはまず基礎体力です。無理なダイエットはやめましょう。

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賢人プロフィール

妊活の賢人笛吹和代

働く女性の健康と妊活・不妊に関する学びの場「女性の身体塾」を主宰する「Woman Lifestage Support」代表。日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー。臨床検査技師でもある。化粧品メーカーの開発部に勤務中、29歳で結婚。30代で不妊治療を経て出産。治療のために退職した経験から、現在は不妊や妊活に悩む女性のための講座やカウンセリングを行なっている。