堅実女子ニュース&まとめ 東京~新大阪「のぞみ」が1000円以上安くなる裏ワザとは?

「こだま」はグリーン席がねらい目

それほど急いでいない旅ならば「こだま」のグリーン車をうまく利用するのもいい

ところが、「こだま」になると、やや様相が異なってくる。「こだま」は、周知のように各駅停車なので、東京~熱海、静岡~豊橋など短距離乗車の人が多い。それゆえ、東海道新幹線区間の「こだま」の場合、基本は16編成中、普通車指定席車3両、グリーン車3両、普通車自由席車10両となっていて自由席主体だ。普通車指定席車は3両しかないため、常時満席に近い状況である。逆に、自由席は、区間や車両によってはガラガラに近いので、ゆったりしたいなら、むしろ自由席の方がいいとも言える。

エクスプレス予約で東海道新幹線の「こだま」グリーン車を利用する時には、「EXこだまグリーン早特」がおススメだ。3日前までの予約という条件があるけれど、「のぞみ」普通車指定席よりも安いのである。

例えば、東京~名古屋利用の場合、

  「のぞみ」普通車指定席+運賃=11090円(通常期の正規料金)
  「のぞみ」エクスプレス予約 =10110円
  「こだま」グリーン早特   = 9000円

所要時間は、2時間50分ほど(途中駅での「のぞみ」通過待ち合わせが数多くあるので、列車によって若干異なる)と「のぞみ」よりも1時間以上余分にかかるけれど、在来線乗り継ぎや高速バスよりは圧倒的に速い。一刻も早く目的地に着きたいときには不向きだけれど、時間に余裕があるときはおススメだ。オトク感満載にもかかわらず、車内は空いていてゆったりしている。車内販売はないけれど、5分程停車する駅がいくつもあるので、ホームに降りて自販機でドリンクを買うことは可能だ。駅によっては、駅弁を売っているキオスクがホーム上にもあるので、ローカル線のような不便さは感じない。もっとも、「こだま」利用は東京~名古屋くらいが適当で、京都や新大阪までとなると、個人的にはちょっと間延びしてしまう。

東海道・山陽新幹線には年会費ありの「エクスプレス予約」と年会費なしの「スマートEX」の2つのチケット購入サービスがある。

東海道・山陽新幹線には年会費ありの「エクスプレス予約」と年会費なしの「スマートEX」の2つのチケット購入サービスがある。

「ひかり」は、本数が少ない割には常時混雑している。理由の一つは、割引切符である訪日外国人向けのジャパン・レール・パスやシニア向けのジパング倶楽部では「のぞみ」に乗れないためだ。「こだま」では時間がかかり過ぎると思う人が「ひかり」に殺到するのである。シニアの中には、「のぞみ」には安く乗れないと思っていて最初から乗車を諦めている人も多い。しかし、ジパング倶楽部の割引は乗車券には有効だ。したがって

乗車券=ジパング倶楽部利用で3割引き、指定券は、エクスプレス予約のe特急券を利用すると25%程度の割引にはなる。

例えば、東京~名古屋間は

  乗車券30%OFF4380円+のぞみ指定席e特急券4050円=8430円
  正規料金の11090円よりは、かなり安くなる。

エクスプレス予約のe特急券は、駅の専用券売機でエクスプレスカードを投入して紙の指定券を発券する手間がかかるけれど、安くあげるにはいたしかたないのであろう。

エクスプレス予約には、航空機のマイレージに似た、グリーンプログラムという制度があって、ポイント加算でグリーン車にグレードアップできる。年会費の1080円は、東京~新大阪を1回片道利用するだけで回収できる値段なので、年会費無料のスマートEXよりははるかに特典が多い。クレジットカードを新たに作るのが可能であれば、会員になっても損はないであろう。(旅行作家 野田隆/citrus)

 

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