堅実女子ニュース&まとめ 「カレーライス」は本来「ライスカレー」だった…!? 呼び分け方がややこしすぎる件

カレーが日本に伝わったのは明治時代のことで、かつて「少年よ大志を抱け」の名言を残したクラーク博士は、札幌農学校(現・北海道大学)に赴任した1876年(明治9年)に、「生徒は米飯を食すべからず、但し“らいすかれい”はこの限りにあらず」という寮の規則を作ったといわれています。

クラーク博士が「ライスカレー」の名付け親というわけではないのですが、博士には「生徒はただお米を食べるだけではダメだが、ライスカレーだったら栄養が摂れる」という思いがあったようでした。確かにカレーは肉も野菜も入って具だくさんですし、博士がこんな規則を定めた狙いもわかる!?

一方、1906年(明治39年)には「カレーライスのタネ」という即席商品を発売した会社も登場。この頃からすでに「ライスカレー」と「カレーライス」は混在していたわけですが、先述したエスビー食品の推測によれば、1964年の東京オリンピックあたりで「カレーライス」という呼び方が主流になったのではないかとのこと。

高度経済成長によって国民の食生活が大幅に変わるなか、即席カレーのみならず本格的なカレーも各地で売り出されるようになり、「カレーライス」が台頭していったというのです。うーん、納得できるような、できないような……?(笑)

結局、「カレーライス」と「ライスカレー」は使い分けがあいまいなまま、いつからか一緒くたに呼ばれるようになってしまった様子。国民的料理なのに謎が多いというのもまた、カレーの魅力なのかもしれませんね。(宮元大地/citrus)

 

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