堅実女子ニュース&まとめ 外国人だらけの京都にうんざり? 「混んでるから」とあきらめず京都観光を楽しむ裏ワザ

ホテル、旅館にこだわらなければ選択肢は広がる

宿泊費が高い、予約が取れないという問題だが、ホテルや旅館に限定せず、ゲストハウスを利用するという手もある。それも少し中心地から離れた場所がおすすめだ。私自身、四条や河原町といった、中心地から少し離れた西陣で「宮崎屋」、「宮崎屋plus」というゲストハウスを運営しているが、運が良ければハイシーズンでも予約が取れることがある。

これは西陣に限らず、一乗寺、山科、西院、太秦といった、中心地から少し離れたゲストハウスに共通して言えることだ。「離れている」と言っても、そこは小さな京都。公共交通機関やタクシーを上手に使えば、中心地からもアッという間である。

そして中心地から少し離れた場所だからこそ、ホテルにはない、「暮らすように滞在する」という感覚を味わうことができる。ゲストハウスの料金設定は1人いくらではなく、1棟貸しの値段なので、人数が増えるほど1人当たりの値段が安くなるというメリットもある。中心地に比べ、飲食費をはじめとする物価は遥かに安いし、何より並ばなくて済む。隠れた名店も多いので、ゲストハウスのスタッフにおすすめの飲食店を事前に聞いておくといい。

嬉しいことに京都は銭湯天国なので、ゲストハウス近くの銭湯で、ロコ気分を味わうのも一興である。京都の銭湯のほとんどがサウナ&変わり湯付きで、中には一部の装飾品が有形文化財に指定された「船岡温泉」、インコが100匹以上いる「松葉湯」、岩盤浴も併設した「五香湯」など、バラエティに富んだ銭湯もある。ちなみに私のおすすめは「京都一、清潔な銭湯」をキャッチにした「山城温泉」。お風呂を上がった後は、目の前の「かみや」か、タクシーで5分ほどの場所にある立ち飲みの名店「BOND」で一杯飲むなんていうのもいい。

四条や祇園、そして清水寺や金閣寺ばかりが京都ではない。「京都は混んでいるから」と敬遠せず、オフシーズン&中心地から離れた宿泊場所を狙い、絵に描いたような「ザ・京都」ではなく、肩の力が抜けた普段着の京都をぜひ体感して欲しい。(酒ジャーナリスト 葉石 かおり/citrus)

 

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