成婚率80%の婚活アドバイザー、結婚相談所マリーミー代表の植草美幸です。交際中の彼氏がいる、もしくは婚活中で何度か逢瀬を重ねている女性のみなさんは、デート中にどんな会話を繰り広げているでしょうか? 一見すると良いのに、実はうんざりされている、というトークを紹介します。

うっかり話しているかも! 気をつけよう……
NGトーク1.仕事や人間関係の愚痴
誰だって愚痴を言いたいときはあります。でも、その相手を結婚したい男性にするのはやめましょう。うんざりされるのが関の山だからです。今の時代、バリバリ働く30代以上の女性が結婚したいなら、「男は自分よりも強くて頼りになる存在」(である、であってほしい)という思い込みを捨てるべきです。
愚痴は言うのではなく、聞いてあげるのが断然好印象。そうすれば彼はあなたに心を許すようになり、「今までの女性と全然違う、居心地がいい、ずっと一緒にいたい」と心底思うことでしょう。愚痴は、多少とっ散らかった話にも共感してリズミカルに相槌を打てる、価値観の似た女友達に話せばいいのです。
NGトーク2.「結婚」を匂わせる
女性から結婚を匂わせる発言をすると、引いてしまう男性は少なくありません。ですから、「私たち結婚できるかな」「結婚のことを親が心配している」など、結婚という言葉をズバリ使った会話は控えましょう。
とはいえ、ダラダラと相手のペースで付き合うのではなく、相手に結婚生活をイメージさせることは大切です。たとえば、デートで生活雑貨店に行き、キッチングッズや食器など、家で使うものを一緒に見るのは手っ取り早い方法。普段きちんと家事をやっていることも伝わるので、一石二鳥です。
NGトーク3.「うちのお母さんはね……」と親の意見を代弁
「うちの家族は仲がいい」「姉妹のように仲良しの母娘」というのを、あたかも自分の長所のように考えている人は多いのですが、大きな勘違いです。子供の頃に愛情たっぷりの家庭で育ったという話は微笑ましいですが、30歳を過ぎてもベッタリなのはちょっと不気味。これから新しい世帯を持とうとしているのですから、マイナスイメージになりかねないのです。
それよりも「お義母さんと仲良くなりたいな!」と自分の方から相手の家庭に入って行くような雰囲気を醸し出すほうが、結婚のイメージに近づきます。