堅実女子ニュース&まとめ 「オタクの生きやすさを追求すれば…」 オタク女子にとっての“仕事とオタ活”

現場で推しと会えても「仕事は仕事」 芸能マネージャーの場合

オタ活の対象が芸能人だった場合、芸能界の仕事に携われば、一緒に仕事ができる可能性があると目論んでいる人もいるでしょう。確かに一緒の現場になることはあるようですが、現実は厳しそうです。

芸能マネージャーのキタキツネさん(仮名・27歳)のオタクジャンルはアニメやマンガ、声優、ジャニーズなど。仕事では女優とタレントのマネージャーを担当しています。
タレントのサポート全てを行うマネージャーは極めて激務。また現場での自分の振る舞いがタレントの仕事にも影響するため、細かいことにも気を付けなければいけません。

そんな彼女のオタ活も仕事に振り回されてしまっているそうで、地方遠征にはもちろん行けず、前日に急に仕事が入り泣く泣くコンサートをキャンセルすることも。エンタメオタクだからこそ、仕事をこなせている面もあるのだとか。
そして、現場で推しに会えることもありますが、「もちろん仕事中なので、ファンです!って態度は絶対に出しません」とのこと。ただ、推しが裏で疲れた顔を見せていたのに、舞台に立つと疲労感を一切見せないプロ意識を垣間見るなど「尊敬することもあります」と、推しへの尊敬を再確認することもあるようです。

芸能マネージャーという仕事について「全力でオタクをやりたい人には絶対向いていない仕事だと思います」とキタキツネさん。それでも、自分の担当するタレントが大舞台で活躍したときは代えがたい感動を得られるのでしょう。

『本業はオタクです。シュミも楽しむあの人の仕事術』(劇団雌猫著、中央公論新社刊)

『本業はオタクです。シュミも楽しむあの人の仕事術』(劇団雌猫著、中央公論新社刊)

本書はオタク女子が幸せに働くための処方箋をつづった一冊。仕事が忙しくなるとどうしてもオタ活にも支障が出てきてしまいます。

いかにして仕事とオタ活の両立を実現していけばいいのでしょうか。
本書の巻末には、オタク女子たちによる「働き方」についての座談会が掲載されています。バリバリ働くオタク女子たちは、会社選びの際に「自分で自由に外出の予定が入れられることと、きちんとフレックスが使えることを重視しました」「推し事というよりも生きやすさを重視したな」と言った、働く環境を重視していることがうかがえます。
その上で「オタクの生きやすさを追求していけば、ホワイトな労働環境を作れるのでは?」という意見も。確かにチームとして効率よく成果を出せ、残業をすることなく、休みもとりやすい環境はホワイトと言えるはず。

本書は、オタク女子だけでなく、すべての働く人、そしてマネジメント層が自身の働き方や働く環境を考え直すうえで大切なことを教えてくれる一冊です。

 

 

(新刊JP編集部)

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