コラム センスが光る!「ぽち袋」が見つかるオンラインショップ2選|オクリモノ総研

働く女性が抱える「贈りもの」のお悩みを、贈りもののプロ集団「オクリモノ総研」がスッキリ解決! 「贈りもの上手」の称号を手に入れられる、モノ選びのヒントや、オススメのアイテムなどをご提案。

「ぽち袋」を子どものお年玉用と思っていない⁉

年末年始になると、文具店や雑貨店などでは、子どもが好きそうなキャラクターや可愛い柄の小さな封筒「ぽち袋」がズラリと並んでいますよね。「ぽち袋」=「お年玉袋」と思っていませんか?

「ぽち袋」の“ぽち”は関西地方の“小さい”とか“少し”という意味の方言「ぼちぼち(ぽちぽち)」や、関東の方言の“これっぽっち”がという言葉が由来しているといわれており、ご祝儀袋に入れるほどでもない少額のお金を入れて渡す際の小さな袋を「ぽち袋」というようになったと言われています。

明治時代くらいまでは錦絵の職人さんの手による、木版で印刷された色柄のものが多く、なかには家紋を入れてオリジナルを作らせていた方もいたとか。ひいきの芸者や役者、旅館に泊まった際に仲居さんなどに“心づけ(チップ)”を入れてお渡しするのに用いていたようですが、その「ぽち袋」は、おしゃれさをアピールする小道具のひとつだったという話もあります。

しかし、高度成長期の1960年代、大人が子どもにお年玉を現金で渡す風習が一般的になってきたことから、関東では「お年玉袋」というものが売られるようになり、「ぽち袋」=「お年玉袋」という印象が強くなってしまったようです。

そもそも、お年玉を入れるための袋ではなかったはずの「ぽち袋」。印象に残るものを選んで、自分らしい使い方をしてみてはいかがでしょうか?

オンラインで買える! おしゃ可愛「ぽち袋」ショップ2選

「ぽち袋」で自分らしさアピールするのもいいですが、使い道、使い方、贈る相手によって色柄を選ぶのもオススメ。今回の2選は、和紙で作られたオリジナルの「ぽち袋」を販売しているオンラインショップ。個性あふれる製品を、ぜひショップのページでご覧ください。きっと見ているだけでも楽しめるはず!

***

木版印刷技術が光る「竹笹堂 」

明治24年、1200年もの歴史がある木版技術の流れを受け継ぐ工房が誕生。以来、130年間、暮らしの中に息づく多くの木版印刷にかかわり、その木版印刷技術をもっと面白く親しんでもらいたい!という思いで木版画を使った商品を提案しているのが【竹笹堂】です。

製品は竹笹堂の職人の手作業によってつくられている【竹笹堂】。

「ぽち袋」も伝統的な京版画の技術をもつ職人が1枚ずつ絵柄を摺って作られている和紙製。 【竹笹堂】の木版画雑貨のデザインは、すべて絵師による手描き。

その絵のやわらかなタッチの線、奥行き感を表現すべく、彫師(ほりし)が彫刻刀を使い、木の板の表面にわずか1mmの世界で線を浮かび上がらせ、原版となる版木(はんぎ)を作成。

摺師(すりし)が版木に色をのせて刷毛でのばしたのち、バレンを使って和紙に絵の具を刷り込み、色を重ねていきます。まさに職人ワザ!

ポチ袋コイン 桜の舞(5×5cm/8枚入り) 880円(税込)
※送料:メール便(ポスト投函)全国一律 231円(税込)。ただし、 梱包状態で長辺34cm、厚さ2cm、3辺合計60cmまでで重量1kg以内の場合。

【竹笹堂】の和紙製「ぽち袋」は、なつかしさとやさしさのあるデザインが特徴的。 季節を表現する可愛らしい色柄のものから印象的な大柄モチーフのものまで、デザインが豊富です。

サイズは3種。お札を三つ折りにして入れる一般的な大きさの「三つ折りサイズ」のほか、お札を半分に折って入れられお札の枚数が多いときにスッキリおさまる「二つ折りサイズ」や、 硬貨を入れる用として便利な「コインサイズ」があります。

現代人のセンスにも響くデザインが豊富なので、その季節や渡す相手などに合わせて選んでみてはいかがでしょうか?

竹笹堂(ぽち袋・金封コーナー) 

***

和紙卸問屋が営む和紙専門店「オオウエ」

【オオウエ】は、1948年創業の和紙卸問屋が、たくさんの人に和紙の素晴らしさを知ってもらうために展開している和紙専門店。 紙や封筒、カードのみならず、マスキングテープやご祝儀袋など、和紙や和紙の製法を使ってつくられたさまざまなアイテムを購入することができます。

全国の、素晴らしい技を持った和紙職人たちの想いを伝えるために、魅力的な和紙製品を扱っている【オオウエ】。

オンラインショップでも見ることができる和紙製品のなかでも、とくにユニークなのが、【オオウエ】のオリジナルぽち袋。「コレッポチ」というブランド名がつけられるほど、独特の世界観があるデザインのポチ袋がラインナップしています。

和紙田大學 コレッポチ ポチ袋  QRコード( 64×97mm/3枚入り) 330円(税込)
※送料:370円(税込)。3000円(税込)以上購入で送料無料。

伊予和紙に12個の二次元バーコードが真っ赤なインクで活版印刷されたポチ袋「QRコード」は、運勢を無責任に占ってくれるというエンタメ性が! 

ほかにも、手相が解説されている「手相」、マンガの効果線のような描きこみがされている「集中線」、視力を測るボードのようなデザインの「視力検査」、埋蔵金を見つけようとしている絵が描かれた「ダウジング」など、「なぜそのデザイン!?」とツッコミをいれたくなるようなユニークなデザインが豊富。渡すだけで終わらない“コミュニケーション”が生まれるおもしろ「ぽち袋」をお探しなら、ぜひオンラインショップをのぞいてみてください。

オオウエ 

***

いずれも個性あふれる「ぽち袋」がそろっていますが、一部の写真しかお見せできませんでしたので、ぜひ、オンラインショップを覗いてみてください。「ぽち袋」自体は“贈りもの”ではないですが、だれかに現金はもちろん、小さななにかを渡すときのツールとして、いくつかの色柄を常備しておくとよいかもしれませんね。「ぽち袋」の使い方についての記事も近日アップ予定です。

「贈りもの」のプロ集団である「オクリモノ総研」は、相手に喜ばれる「贈りもの」を見つけるのに参考になる情報を、これからも続々とお届けしていきますね。

☆☆☆

これまで「オクリモノ総研」がご紹介した「オクリモノ上手」になれる記事もチェック! https://suits-woman.jp/column/gift/

プロフィール

オクリモノ総研秋葉樹代子(研究所所長)/久保奈緒美(開発責任者)

写真という二次元の世界でモノが持つ魅力を表現することを主な仕事としている、雑誌や書籍の編集・ライター兼広告のクリエイティブディレクターの女性と、スタイリスト経験もあるギフトのウエブショップのビジュアルディレクターの2人が立ち上げた「オクリモノ総研」。「贈りもの」のプロ集団として、「贈りもの上手」の称号を手に入れられるモノ選びのヒントやオススメのアイテムなどをご提案しています。

■研究所所長:秋葉樹代子(主に執筆担当) 女性誌編集部で「手土産」「贈りもの」「女子会」などの企画を多々担当。某女性誌で手掛けた「贈りもの特集」は、大きな反響を呼び、過去最高販売部数を記録。現在は、編集・ライターとして雑誌や書籍の企画・執筆を手掛けるほか、広告のクリエイティブディレクターとしても活動中。

■開発責任者:久保奈緒美(主に選定&撮影担当)雑誌や広告でファッションスタイリストとしてキャリアを積み、現在はギフト専門ウエブショップのビジュアルディレクターに。スタイリスト時代に培った“モノ探し力”と“審美眼”に定評あり。和装の着付け師の資格も所有し、マナー等にも精通。