堅実女子ニュース&まとめ ランキング本に頼ってない? アブナイ病院選び

手術が必要な大きな病気や怪我をしたら。自分でなくても家族がそうなったらーーあなたは医者や病院をどう選びますか? 

はじめに診断を受けたお医者さんから紹介された病院に行く、というのがいちばん多いパターンでしょう。でももし、がんや心臓の病気など命に関わるような病だったら? 絶対に失敗はできないし、お医者さんの紹介する病院が優れているかどうかもわかりません。そんな時に手に取るのが病院/医者ランキング本ですね。最近はWEBサイトもたくさんあります。

深刻な病状に直面した人がランキング本を手にする気持ちはよくわかります。しかし、ぜひ気をつけていただきたいことがあります。

そもそも、いい医者/病院のランキングとは何を基準にしたものか、ご存知ですか? 患者数、手術数、生存率、死亡率などのデータを基にしてはじき出します。患者数、手術数が多く、生存率が高いほどランキングは高くなります。当たり前ですね。

問題は、その元になるデータを誰はカウントしたものか、という点です。元データは各病院から自己申告されたものです。つまり、第三者が客観的に確認した数字ではありません。自己申告だから信用できないというわけではありませんが、施術後の生存率や死亡率がどれだけ事実を反映しているのか、ホントのところはわからないのです。また、たとえば手術は成功した場合でも、その後に感染症などの合併症が起きた患者の率、後遺症が残った患者の率は明らかでありません。

そういうわけなので、病院ランキングを鵜呑みにするのは危険です。では何を見ればいいのか? 実は日本には病院の実力を知る客観的なデータベースは存在しません。自分の頭を使って“病院リテラシー”を高めるしかないのが現状です。

そこで病院選びのポイントを、現在セカンドオピニオン外来で数多くのがん治療の実態を知る近藤誠先生に伺いました。

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ランキング上位の病院はホントにいい病院?

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