堅実女子ニュース&まとめ 減塩生活の落とし穴

減塩生活で健康になる! と減塩レシピが花盛りですが、ご存知ですか? 塩分が不足すると、いろいろ体調不良の原因になることを。

塩分とは「塩化ナトリウム」のことですが、その中でもナトリウムが、身体の機能を調整する上で重要な役目を担っています。私たちの体は約60%が水ですが、それは0.9%の塩分を含みます。この微小にして微妙な0.9を保つことが、体にとってはとても重要なことなのです。日々の食事から摂る塩分が、この0.9を調整する役目をしています。

また、ナトリウムは体のpH値を調整する役目もあります。pHとは酸性、アルカリ性のバランスを示す数値ですが、人体のpHは約7.4の弱アルカリ性です。これが7.0になったり、8.0になったりすると体調が崩れてしまいます。そのほか、神経伝達や筋肉の収縮運動にもナトリウムは大きな役割を担っています。

そういうわけですから塩分が不足すると、いろいろ不調を引き起こす可能性があるのです。たとえば、塩分が少なくなると体内をめぐる水分も少なくなり、めまいや脱水症状、筋肉の原因を引き起こす要因になります。また、神経伝達機能に関わるゆえ、記憶力や集中力が低下することも考えられます。

では、毎日どれくらいの塩分を摂っていればいいのでしょうか? 日本高血圧学会は「1日の塩分摂取量を6g」を推奨しています。厚生労働省では、成人女性の塩分は「1日7g」を目標値にしています。実際の塩分摂取量はというと、厚生労働省の調べでは、20代女性は8.8g/日、30代で8.5g/日(いずれも2014年度)でした。

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減塩でおいしいってむずかしいですよね。

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