堅実女子ニュース&まとめ 乳がん、早期発見のリスクって何のこと?

30代から増え始める乳がん。30代〜60代の女性にとって、死因第1位のがんは乳がんです。前回「乳がん、早期発見すれば助かるは本当か」で早期がんについて書きました。今回は、早期発見に伴う、あまり知られていないリスクについて、乳がん診察歴40年超の近藤誠先生にうかがいます。

「マンモグラフィで発見されるがんの多くは乳管内にとどまっている“乳管内がん”です。“非浸潤がん”ともいいます。これが乳管を伝って乳房内を広がってしまうことがあります。生死に別状はないのですが、乳房ごと切らないと危険だと言う医者が出てくるのです。乳房全摘という手術です」

乳がんの手術には大きく分けて2種類あります。1つは乳房全摘手術。文字通り、乳房をぜんぶ切るので、術後、何かしらの後遺症が出ることが多い手術です。もうひとつは乳房温存療法。腫瘍部分だけ切り取る手術です。

「非浸潤がんは、放っておいても命に支障がないのに全摘されるなんて、とんでもない本末転倒。あってはならない過剰医療です。残念ながら、そういう乳腺外科医が多数派です。こうした医療被害を避ける一番のいい方法は、マンモグラフィ検診を受けないことです」

えーっ、そんな。そんな勇気ありません……。

「どうしても気になる人は自己検診をするといいでしょう。しこりらしきものが見つかったら大きさを測ってカレンダーに書いておきましょう。しこりが大きくなってきたり、気になる症状が出てきたら、お医者さんに診てもらってください」

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乳房再建も大変なことです……

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