堅実女子ニュース&まとめ イマドキの若手社員が前向きに残業する気になる「魔法の一言」

若手社員が給与と同じくらい欲しいものとは?

そのヒントはイマドキの若手社員が入社前に経験する「就職活動」にある。その社員が学生の時に“何を求めて”会社説明会や選考に参加していたかだ。もしある社員が学生時代に「とにかく高い給与がほしい!」という意識で就職活動を行い、今の会社に入社したのであれば、残業をしてもらうための魔法の言葉は「残業代は通常の給与の1.5倍の時給が払われるんだけど……」になるだろう。その社員は残業代を求めて“前向きに”残業してくれるはずだ。

しかし残業代のために必要以上に残業されるのは会社にとってもプラスにはならない。何か給与以外にイマドキの若者が求めているものはないのだろうか。

実は多くの大学生が就職活動に必ず口にする言葉がある。

「自分が成長できる会社で働きたい」

なぜかはわからないが、日本の多くの若者は「自己成長病」にかかっていると言ってもいいくらい「成長」を求めている。ある意味「残業せず帰る」というのは彼ら彼女たちの中で「残業=自分の成長」になっていないからだ。

しかし社会人経験のある人なら、この方程式が必ずしも間違っていないことに気づくだろう。私はよく社会人向けの研修プログラムの中で「自分が入社して一番成長した瞬間」を聞くが、必ずと言っていいほどその成長エピソードの時期はどの社会人もかなり残業をしている。

だからこそ、今の若手社員に前向きに残業してもらいたいのであれば、

「あなたの成長につながる……」

という言葉を添えつつ残業という一見無意味でメリットのなさそうな行為の中から、どんな自己成長が期待できるのかという点をしっかりと伝えてあげる必要があるだろう。

「今の若者はそんなことも言わなきゃわからんのかー!」とお怒りになるベテラン社員の方もいるかもしれないが、そもそも「仕事が終わったら、できるだけすぐ帰る」ということも今の日本企業には大変必要な取り組みなのでお互い様だろう。

「残業する・しない」に問わず、ぜひキャリアをスタートしたばかりの若手社員には、仕事において大切なことを現場で伝えて頂きたい。(小寺 良二/citrus)

 

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