堅実女子ニュース&まとめ 人間関係で疲れる原因になる「自分の価値観フィルター」とは

例えば、今回の母の言葉を聞いた私の中にあったフィルターは「家事や育児の分担がフィフティーフィフティーではない(夫の方が楽をしている)」「女が家事をしても認めてもらえないけど男が家事をしたら極端に褒められる」「男の家事参加は『できるときにできることをできる範囲で』なのにそれでも評価されるなんでずるい」……といった、ジェンダーバイアスに対する不満のフィルターがたくさんあったわけです。

母もジェンダーバイアスで嫌な思いをしてきたことを知っているだけに、その母がジェンダーバイアスに加担するような発言をしたことが特に引っかかってしまったのでしょうね。さらに、日頃自分が負担していることに対して「評価されていない」という認識があった、つまり、自分で自分のやっていることを認めてあげられず他人からの評価を求めていたり、意識レベルが「プライド」のレベルに下がったりしていたことも、母の言葉をゆがめるフィルターになっていました。

自分がどんなフィルターを通してキャッチしていたのかを、少し客観的に眺めてみると、言葉や出来事に対して起きた「心の摩擦」の正体に気付くことができます。何か引っかかるなとか、嫌な気持になったなという時には、自分の中にどんな「フィルター」があるのかを見つけ出してそれを「別のフィルター」に置き換えると楽になるのです。人間関係で疲れてしまうことが多い人ほど、たくさんの「ゆがみを作るフィルター」を通して他人の行動や言葉をキャッチしています。

もしあなたが、自分ではどんなフィルターを通しているのかよくわからない、またはフィルターの解除の仕方が分からないといったお悩みを持っているのであれば、一度カウンセリングを受けてみてください。度があっていない眼鏡から適切な眼鏡にかけ替えた時のように、視界がとてもクリアになりますよ。(清水なほみ/citrus)

 

citrus_logo

1 2