堅実女子ニュース&まとめ 「心配性」はデメリットではなく才能。ちょっとしたコツで心強い武器になる

情報を遮断する「情報断食」とは!?

まずひとつめは、「不安なときは情報を遮断する」こと。迷ったときには、答えを求めてさまざまな情報を集めたくなるものです。しかし、特にインターネットなどでは「アレがいい」「いや、アレはダメだ、コレがいい」と多様な情報が錯そうしているため、余計に混乱し不安が強まるだけ、ということが少なくありません。

これには私たちの体内ホルモンが関係しています。新しくて刺激的な情報に触れるとき、体内では、ノルアドレナリンという神経伝達物質が放出されます。ノルアドレナリンは、心拍数を上げて不安を掻き立てることで、注意力や集中力を司るストレスホルモン。つまり、新しい情報に接してノルアドレナリンが放出されている間、私たちはずっと不安でドキドキしているということです。不安を解消しようと延々と情報を集め続けていると、ずっとドキドキしっぱなしで「新たな情報を集めたい」という欲求もずっと続くという悪循環に陥ってしまうのです。

このような「情報中毒」状態で必要以上に不安になっていると感じる場合は、思い切って「情報断食」してみましょう。やり方は単純で、SNSやネットサーフィンなどの情報収集を、3日間すっぱりと辞めてみるのです。最初は不安でたまらなくなるかもしれません。しかし、3日ほど新しい情報に触れないでいることで、その衝動はスッと収まるでしょう。

返事は“いったん保留”するクセをつけましょう

2つ目は、「即レスせずにいったん保留」すること。心配性の人がパニックに陥りやすくなるのが、誰かに回答を迫られたときでしょう。たとえば「この仕事、明日までにできる?」と聞かれて、本当は手一杯なのに、反射的に「はい」と返事をしてしまったことはありませんか?他人に嫌われるのが怖くて、急かされたわけでもないのに「できます」「ひとりで大丈夫です」などと自分を追い込んで、さらに不安材料を抱えがちです。

このようなパニックに陥らない方法のひとつが、「回答をいったん保留する」ことです。相手には「スケジュールを確認しますので、ちょっと待ってください」と伝えて、余裕があれば一晩以上、余裕がなければ1時間程度でも構わないので、回答を待ってもらいましょう。

「すぐに返事をしなければ」と焦ってできない約束をするよりも、いったん時間を置いて冷静に自分の状況を見つめ直す余裕を持てば、「こういう条件ならば受けられるかも」「今回は無理だから断ろう」という現実的な着地点が見えてくるはずです。パニックになればなるほど、「回答をいったん保留する」というなじみのない考え方ができなくなるので、普段から「保留できる回答は、すべて一度保留する」と決めておき、保留するクセをつけるとよいでしょう。

以上のように、不安をうまくコントロールし、行動力に変えることができれば、“心配性”であることはあなたの強い武器となります。心配や不安を上手にコントロールして、心配性であることのメリットを伸ばしていきましょう。(脳神経外科医 菅原 道仁/citrus)

 

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