堅実女子ニュース&まとめ 【働く女の「モテ道場」】合コンの「サラダとりわけ問題」から考える。仕事がデキる人と恋愛がデキる人の違い

みっともなさすぎる「カニほぐし妻」

では、記憶に残るとはどういうことでしょう? いちばん最初、みんなが注目しているときだけやればいいんです。とりわけより、男性が席に着いたらすぐ「はい、小皿どうぞ!」。割りばしでもOKです。小皿にお醤油を出すだけ、レモンを絞ってあげるだけでも気遣いを感じられます。もしくは、料理が来たら真っ先に、「わぁ~! おいしそう。冷めちゃう前に食べましょ♪」と言えば、明るく天真爛漫な印象にも見えるでしょう。毎回料理が来るたび奪い合うようにとりわけ、トマトやベーコンが全員に渡っているかばかり考えていたら、会話に入れず、結果「この“とりわけている人”って誰だっけ?」となるのがオチです。

じゃあ、気になる人にだけとりわけるのはどうでしょう。ターゲットだけ丁寧に対応するのは特別感が出て悪くありません。ただ、合コンの現場だと、男性は社会性を大事にするので、特別感より「周囲の白い目」を気にしてしまうかも…。

婚活の現場でも似たような例がありました。以前私は、結婚相談所で世話した40代のカップルと会食をしたことがあります。海鮮料理のお店でメインはカニ。ただ、奥さんがずーっと黙って旦那さんのカニをほぐしているんです。他の人は 「奥さんも食べれば?」と何度も話しかけるんですが、30分以上ずーっと黙ってホジホジホジホジ……! ついにはみんな、呆れてしまいました。ハッキリ言ってこれ、奥さんよりも旦那さんがみっともなく見えるんですね。だって、子供の世話じゃないんだから。自分の奥さんにこんなことさせていると思われますし、ハッキリ言って、見ているこっちが「こっ恥ずかしい」!

これは合コンでも同じです。大勢の前でとりわけるより、注文時に「○○さん、苦手なものありますか?」なんて、こっそり聞いて話を広げたほうがずっと効果的です。仕事デキるアピールも、でしゃばりすぎはハナにつきますよね。大勢のときほど、ターゲットにだけこっそりサービスしたほうがいいんです。もちろん、とくにターゲットがいないときも、勝手にむくれて「絶対にとりわけるものか!」と意固地になるのはやめましょう。不機嫌な女に見えるだけです。前述の「先手必勝」で良いなら簡単です。目立つところだけ&おいしいところだけいただきましょう。

やさしさよりも「目的志向」と「優先順位」

逆に、1対1のデートでは多少あざとく見えてもいいから、存分にとりわけまくり「あーん」でもなんでもしてあげてください(笑)。ちなみに私はデートの際、「あーん」と言って、相手に食べさせてもらっていますが……。ただし、それもずっと続けると便利なだけで感謝もされない「昭和のオカン」になってしまうので、ほどほどに。精神的なやさしさはいつだって大事だけど、目的志向をもって、優先順位をつけて、取捨選択する点はビジネスとも共通すること。無償のサービスを続けるだけではいけませんよね。

デートを重ねるような関係になったら、むしろ「お願いします」と頼って、「ありがとう、とっても助かっちゃう」なんて可愛く感謝したほうがいいんです。ほめて、感謝して、相手を頼れる存在にしたほうがずっと大切にされますよ。(植草 美幸/citrus)

 

1 2