堅実女子ニュース&まとめ 「いい寝だめ」と「悪い寝だめ」がある!? 「寝たりない感」をなくすコツとは

「忙しくて睡眠時間が十分にとれない」「よく寝たはずなのに疲れが抜けない」……朝、起きたときの「寝たりない感」がなかったら、1日がもっと元気にはじめられるのに……。

良い睡眠、取れていますか?

良い睡眠、取れていますか?

こんな睡眠への不満、悩みは解決できないもの、と思い込んでいませんか。あきらめる必要はありません。今や研究が進み、私たちの体に合う「正しく、理にかなったやり方」をとれば、睡眠の悩みは解決できる時代になりました。しかも、その方法は、日常のちょっとした工夫でできる簡単なものばかりです。

「睡眠時間神話」でかえって睡眠不足に……

睡眠外来やセミナーなどでみなさんの相談を受けていると、「90分の倍数の6時間や7.5時間眠ると、朝スッキリ起きられる!」と思い込んでいる方は多いようです。最近よく聞くことで、すっかり定着してきたこの「90分サイクル」はあくまで平均値。睡眠サイクルは80分台から120分台まで幅があり、さらに毎日変化します。睡眠時間が足りているかどうかは、「起床4時間後の眠気」をチェックしましょう。その時間帯に頭が冴えていなければ、睡眠不足のサインです。そんなときは、夜寝る時間を5分でも10分でも早めてみてください。「寝たりない感」をなくすコツです。

「睡眠のリズム」を整えれば仕事の効率があがり、残業が減る

私たちの脳はその働きを保つために、脳にたまっていく「睡眠物質」の影響で、起床から「8時間後」と「22時間後」に脳を積極的に休ませようとします。朝6時起床であれば、午後2時と明け方4時に眠くなる仕組みです。ですから、眠くならないように頑張っても、午後の睡魔は起きるものなのです。そこで、どうしても避けられないこの午後の眠気を防ぐには、そうなる前に脳を休ませる「計画仮眠」が有効。理想的には、昼12時頃の10~20分程度の仮眠ですが、「1分間目を閉じる」だけでも脳を休めることになり、スッキリできます。特に忙しいときにはおすすめです。わずかな時間で「寝たりない感」を解消できます。

ある企業で「睡眠マネジメント研修」を実施し、2カ月の変化を見たところ、残業が減ったという結果が出ました。仕事内容や勤務態勢は特に変えていません。みなさんの睡眠の記録データをみると、平日と休日の起床時間の差が少なくなり、平日の就寝時間が15分から30分ほど早くなっていました。これは、「睡眠のリズム」が整ったことで、昼間の「脳の覚醒度」が高まったということ。実は、「残業つづきで睡眠不足になる」のではなく、「睡眠不足で残業が増える」ということなのです。「寝たりない感」がなくなれば、仕事がサクサク進みます。

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