堅実女子ニュース&まとめ 【ホントは怖いSNS】読むだけじゃダメだった…!? “しんどくならない”Facebookの使い方

ユーザー数が増えた結果……

Facebookの月間アクティブユーザー数は全世界で20億に上る。ユーザー数の増えすぎは、その理由の1つと言えるだろう。実名制かつ顔写真登録が一般的なFacebookでは、お互いが知り合いかどうか判定する機能の精度も高い。共通の知り合いが一人もいない「元彼氏」「元奥さん」が、「知り合いかも」欄に表示されたという話を聞いたのは、一度や二度ではない。

そのような性質を持っている以上、本心ではつながりたくなくても「つながらざるをえない」パターンが増える。こうなると、ユーザー体験は悪くなる一方だ。また、実名制のもとではほとんど起こりえないはずの嫌がらせ行為も、ユーザー数の激増にともない防ぎきれなくなってきた。こうした理由で、運営側も今回のような機能を追加せざるをえなかったわけだ。

それでもFacebookを「快適に」使いたい人へ…

Facebookの研究者であるデビット・ギンズバーグ氏、モイラ・バーク氏の論文は興味深い。自分から投稿・コメントをしない、ニュースフィードを読み続けるだけのユーザーはFacebookから悪影響を受ける可能性があるという。逆に、ソーシャルメディアを「人との交流」に活用すると、良い影響があるそうだ。

Facebook社の初代CEOショーン・パーカーは、「Facebookは社会的評価を求める人間心理の脆弱性を利用するもので、中毒性があることをザッカーバーグも理解していたのに、あえてサービスを立ち上げた」と批判的に語っている。

SNSは、社会的評価や自己承認欲求に飢えた人の心に強い中毒性をもたらす。同時に、劣等感や嫉妬心も呼び起こす。また、実名制は人間関係上の問題もSNSに呼び込んでしまった。

今のFacebookはおそらく、多くの人にとってあまり快適じゃないはずだ。けれど、それでも、やはり使いたくなってしまうのが人間というもの。Facebookは今回追加したような機能を、今後またどんどん追加するだろう。「最近あまり楽しめていない」という人はこのような機能をうまく取り入れてほしい。ただ読むのではなく、積極的に交流してソーシャルメディアのメリットを甘受してほしいと思う。(ITジャーナリスト 高橋暁子/citrus)

 

 

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