10連休となる今年のゴールデンウィーク。まだなんとなく先の話だと思っている人も多いかもしれませんが、その日までもう2か月をきっています。すでに旅行業界では問い合わせや予約も活況で、旅行先の人気動向がおおよそ判明しているようです。
そこで今回は「楽天トラベル」が小学生以下の子どもいるファミリー層を対象に行なった「ゴールデンウィーク10連休の国内家族旅行動向」をもとに、その動向を考察してみます。
料金値下げの影響?「レゴランド」の周辺エリアが大注目!
ファミリー層が旅行先やプランを選ぶうえで重要なのは、やはり「子どもが喜ぶ」という点だと思います。それを無視してしまうと子どもは飽きたりぐずったりして、大人も楽しむことができません。そんな視点をもとに、まずは同調査によるゴールデンウィークの「国内家族旅行人気上昇エリアランキング」を見てみましょう。
- 2019年ゴールデンウィークの国内家族旅行 人気上昇エリアランキング
1位 金山・熱田・千種・ナゴヤドーム(愛知県)……前年同年比+ 608.8%
2位 倉吉・三朝温泉(鳥取県)……前年同年比+ 594.9%
3位 越後湯沢・苗場(新潟県)……前年同年比+ 565.2%
4位 ルスツ・ニセコ・倶知安(北海道)……前年同年比+ 545.2%
5位 糸満・豊見城・南城(沖縄県)……前年同年比+ 474.7%
前年比+ 608.8%という人気急上昇ぶりで1位となったのは「金山・熱田・千種・ナゴヤドーム」。名古屋市郊外に位置するエリアですが、県外の人は正直ピンとこない人も多いかもしれません。このエリアは体験型テーマパーク「レゴランド」をはじめ、「名古屋港水族館」やスパリゾート施設「キャナル・リゾート」などもあるレジャースポット豊富な場所。さらには「ナゴヤドーム」「熱田神宮」もあるので、大人も楽しめます。
ちなみに「レゴランド」はオープン当初、利用料の高さで話題になりましたが、昨年7月より新料金プランで値下げに。前年比が大きくアップしたのはその影響もあるのかもしれません。