ライフスタイル おひとりさまの家活!タワマンのメリット、デメリットを不動産のプロが教えます

タワマンの防災設備は最先端技術が採用されている

防災に関して言えば、タワーマンションや大型マンションは最先端の設備で対応しています。耐震性でいえば、低層で形状がシンプルなほうが高耐久に繋がりやすいというのは事実ですが、タワーも相応の耐震対策をもって建設されていますし、マンション内の低層階に避難場所を設けていて、そこに非常用電源を備えているところもあり、非常時はマンションから出ないほうが安全という物件は多いです。

記憶に新しいところで、近年日本では想定外ともいえる自然災害が多発し、その被害の内容についてネットなどで極端な情報が出ていましたが、異常気象について、都市インフラの多くがすべてを想定して処理する能力を兼ね備えられていないというのが正直なところです。また、タワマンに限らず、マンションのほとんどで備えや訓練が足りていません。災害、とくに水害に関しては“絶対”はありえませんし、自然災害は常に人知を上回る可能性を秘めているものです。しかし居住者が協力し合い一定の備えをしつつ団結していれば、非常時にもパワーとなり良好にまわりやすいというのも、戸数が人手に比例するタワーマンション、大型マンションのメリットといえるでしょう。自分がマンションの防災委員を名乗り出るくらいの気概で、購入したマンションと自分を守っていく覚悟もあるとよいですね。

戸建てもタワマンも最終的には人間関係。

賢人プロフィール

株式会社 さくら事務所 代表取締役社長 
大西倫加
広告・マーケティング会社などを経て、2004年さくら事務所参画。同社で広報室を立ち上げ、マーケティングPR全般を行う。2011年取締役に就任し、経営企画を担当。2013年1月に代表取締役就任。不動産・建築業界を専門とするPRコンサルティング、書籍企画・ライティングなども行なっており、執筆協力・出版や講演多数。

取材・文/簗場久美子

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