ライフスタイル こんな時だからこそ心に響く…コロナで疲れた人々の心を癒した世界の出来事

4月7日、ついに日本でも7都道府県を皮切りに緊急事態宣言が発令されました。他者との接触を減らすよう最大限の努力をすることが世界中で求められ、明るい気分になるのが難しい状況が続いています。そんななかで人々の心に希望を与え、強い団結力を生み出すような出来事が世界中で起こっています。今回は、こんな時だからこそ心に沁みる、世界の出来事と、それにまつわる英単語と共にご紹介します。

イタリアでテノール歌手が「誰も寝てはならぬ」を熱唱

ヨーロッパの中でも感染者および死亡者の数が急増し、いまだ終息兆しが見えないイタリア。そんな辛い状況の中、トスカーナ州フィレンツェの美しい街並みを背景に、オペラ「トゥーランドット」の中の一曲「誰も寝てはならぬ」を歌う映像が世界中に拡散されました。

音楽を愛するイタリアらしいエピソードですよね。

Quarantined Italian tenor passionately sings “Nessun Dorma” from his Florence balcony.(隔離中のイタリア人テノール歌手は、フィレンツェのバルコニーで「誰も寝てはならぬ」を歌った)

国が封鎖され、美しい街並みから人々が姿を消しても、美しい音楽を聴くことができる。その歌声を聞いた人々の心はどれだけ元気づけられたことでしょう。このテノール歌手だけでなく、イタリア各地で歌を歌い、互いを励まし合う人々の姿がSNSなどを通じて配信されています。音楽の持つ力と美しさを熟知している国民性が表れた出来事だと言えそうです。

ニューヨークでエンパイアステートタワーが心臓の鼓動を打つ

トランプ大統領は「国内における新型コロナウイルスのリスクは限定的だ」としていたものの、その後一気に状況が悪化したアメリカ。特にニューヨークでの被害は大きく、医療現場で働く人々の負担が限界に達していると言われています。

そんななか、ニューヨークのランドマークであるエンパイアステートビルディングが赤と白のライトを点滅させました。これは「the heartbeat of America」(アメリカの鼓動)とされ、医療機関で働く人々への感謝や尊敬心を表しています。ニューヨークの象徴が市民の連帯感を体現しているようですね。

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