ライフスタイル 「New normal」ってなに?ロックダウン解除後にまつわる英語フレーズ

中国では「health code」により国民の健康状態が管理されている

「health code 」とは?

中国のロックダウン解除に伴い、取り入れられた「health code」。このコードは「Alipay(支付宝)」や「WeChat(微信)」で表示させることができ、コードが緑色だと「新型コロナウイルスに感染している可能性が低い」ということを表し、広く国内の移動が許可されることになります。

「health code」の問題点

このコードの色分けは「感染の可能性が高いか低いか」を表すものであり、新型コロナウイルスに罹っていないことを証明するものではありません。また、この「health code」は健康状態をカラーで表すだけでなく、人の移動を制限することにも使われています。電車や会社など、さまざまな場所でこのヘルスコードをかざすことが必要となり、コードが「赤」や「黄色」の人は大幅な行動制限や在宅が義務付けられるケースも……。

「health code」による色分けは最新のテクノロジーとして注目を集めている一方で、個人の健康状態や病院の受信歴がデータとして用いられるため、プライバシーを侵害の問題も指摘されています。

「Reopening economy(経済再開)」の影響は?

5月に入り、アメリカでは31の州が経済活動を再開しました。経済再開についてはアメリカ国内でも意見が分かれていましたが、現在は再開に向かう州が増えてきています。一方で、早々にロックダウンを解除することは「Second wave(第二波)」を生みかねず、その場合は再度ロックダウンに入る可能性も。経済再開について専門家が慎重な発言をしたこともあり、5月13日にはアメリカの株価が値下がりしました。

Reopening the U.S. economy too soon could cause a “double-dip ” recession. (早すぎる経済再開は、アメリカ経済において景気の二番底を生み出しかねない)

いまだに感染が拡大しているロシア でも、3月下旬から続けられてきた「非労働期間」は終了。段階的に経済を再開し始めていますが、経済再開は“人と人との接触”が再び増えることを意味し、感染拡大の恐れも懸念されています。

「After coronavirus (コロナ後)」はあるのか?

新型コロナウイルスを抑え込めていない状況のなか、世界の国々が経済再開とのバランスを模索し続けています。

WHOの発言「this virus may never go away(このウィルスが消え去ることはないかもしれない)」も話題になるなか、今後はHIVのように「endemic(土地特有の病気)」となり、存続し続ける可能性も考えられています。ウイルスと共存する道を模索しながらも、安全なワクチンや新型コロナウイルス用治療薬などの開発が経済再開を進めるなかで不可欠であると言えるでしょう。

日本はロックダウンなしで切り抜けられる?

一時期と比較し、新型コロナウイルスの感染者数の増加が落ち着きを見せている日本。このまま完全なロックダウンなしで乗り切れるかどうかは、それぞれ個人の行動に大きく依存しています。

今後も、一人ひとりに注意深い行動が求められます。

経済を完全に止めることなく「New normal」を実践しながら乗り切ることができれば、世界各国の対応の中でも最も望ましい例のひとつになると言えるでしょう。

文/山根ゆずか

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