ライフスタイル 梅雨ですけど夜空を見上げて、小さな動物星座を見つけよう!

6月21日、夏至が過ぎました。早いもので今年ももう半分が過ぎようとしています。今年は春先から新型コロナ騒動で大変なことになってしまいましたが、ステイホームで夜空を見上げるようになった人も増えたようです。眠れない夜は空を見上げて深呼吸してみませんか?梅雨の真っ最中ですが、見られたらラッキーの星たちをご案内しましょう。

☆スター1 南の空に3頭の小さな動物星座

目立ちませんが、中央にこぎつね座、いるか座、こうま座が縦に並んでいます。天の川の東側になります。天の川は都会では見られませんけれど。
(画像:星座表/ESCAPE VELOCITY LIMITED)

動物をかたどった星座はとても多く、北斗七星をぶらさげたおおぐま座、北極星を宿すこぐま座、12星座の中にも、しし、やぎ、おうしとたくさんいますね。

そんなメジャーな動物ではありませんが、6月下旬の南の空には、とてもかわいらしい動物がひっそりと集まって遊んでいるようです。こぎつね、こうま、いるかです。地上ではあり得ない組み合わせですね。

ガチョウをくわえたこぎつね座。

こぎつね座は、はくちょう座の南にある星座です。くわえているのはがちょうで、17世紀の星図では「こぎつねとがちょう座」だったのですが、いつの間にかがちょうが消えてしまいました。こぎつねが所有権を得たということでしょうか。

まるっとした形がかわいい「いるか座」。

どうしてこれがイルカ !?と叫ばずにいられないような星配置の「いるか座」です。顔のあたりの菱形にならんだ4つの星は、かつて西洋では「ヨブの柩(ひつぎ)」、アラビアでは「乗用のらくだ」、中国では「瓜の畑」と呼ばれていたそうです。いずれもなんのこっちゃ!?という感じです。ちなみに日本では「ひし星」と呼ばれていたそうで、こちらはまんまですね。

さてこのイルカ、由緒は正しく、ギリシャ神話出身。詩と音楽の天才アリオンがコンクールで得た賞金を持って帰る途中、海賊に襲われ、海に飛び込んだアリオンを助けて海岸まで運んだのがイルカです。ギリシャの人々は、イルカは音楽を理解できることを知っていたようです。

北半球では一番小さな星座「こうま座」。なぜか顔だけです。

「いるか座」の南側で、鼻面を天に向けた格好になっているのが「こうま座」です。この星座の特徴は小ささです。なにせ顔しかありません。世界中で一番小さな星座は南十字座ですが、これは日本からは見えません。日本から見える一番小さな星座が、この「こうま座」です。ちなみに、こうま座のすぐ東側には大きなペガサス座が昇ってきます。

さすが天馬ペガサス、迫力があります。ちなみに、こうま座の子馬はペガサスの弟という説もあります。(上4点の画像:いずれもiステラ/アストロアーツ)

夏の華やかな星座の中にあってなんとも地味な動物たちですが、集まっているのがかわいらしいです。

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