ライフスタイル 「ほんの少しでも救いになることができたら」コロナ禍で模索するチームラボの想い

アート集団チームラボによる、東京・豊洲の水に入るミュージアム「チームラボプラネッツTOKYO DMM」に、7月16日、新たなパブリックアート《空から降り注ぐ憑依する滝》が登場。さらに、来場者が裸足になって水の中を歩いて体感する作品《人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイングInfinity》も夏バージョンに!

今回は、チームラボ代表の猪子寿之さんに、作品にかける想いや、今後のことについて話を伺いました。

新作の前の猪子寿之さん

PROFILE:猪子寿之 1977年、徳島県出身。チームラボ代表。チームラボは、集団的創造によって、アートやサイエンス、テクノロジー、そして自然界の交差点を模索している国際的な学際的集団。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されており、世界各地で常設展およびアート展を開催している。

互いにつながっていることを肯定するような作品を

今回の新型コロナ禍を前に、作る側としての無力感を覚えながらも、ほんの少しでも救いになることができたらと考えていると話す猪子さん。何か具体的に進めていることはあるのでしょうか。

「今、家から参加できる作品を実は作っているところで、夏にはお見せできたらいいなと思っています。

このようなことが起こると、短絡的に分断を肯定するような動きが広がってしまうけれど、分断によっては問題が解決することはないでしょう。なぜなら人は完全に独立しては生きられないからです。

ウイルスとの戦いは今始まったことではありません。長い歴史を見ても、分断の方に傾いて、解決したことはないのです。薬にしても、ワクチンにしても、世界中がつながり、協力し合うことによって生まれてきました。これまでも、そしてこれからも。

分断ではない、互いにつながっていることを肯定するような作品を作っていきたいと考えています。

今回新たに登場した《空から降り注ぐ憑依する滝》は、屋外に展示されていて、入館の有無にかかわらず、どなたでも鑑賞できます。光が綺麗に見える、夜の方がおすすめです。ぜひ遊びにきてください」

続いて、チームラボプラネッツの作品をいくつか、詳しく紹介していきます。

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