ライフスタイル フードロスで年間2万円以上も捨てている?堅実女子は、今こそ食材を見直そう!

リモートワークにより、自宅でお料理をする人も増えています。ただ、一人暮らしの場合、野菜を買ってきても、1回の食事で使い切ることができず、次に使おうと思ったら、しなびていたなんてことも……。

そのまま捨てると、その食材を購入したお金を捨てていることと同じだと、『食品ロスをなくして節約!野菜が長持ち&使い切るコツ、教えます!』の著者で料理研究家・食品ロス削減アドバイザーの島本美由紀さんはおっしゃいます。そこで今回、フードロスをなくす工夫を島本さんに教えていただきました。

年間2万円以上も捨てている!フードロスとは?

2019年10月に「食品ロス削減推進法」も施行され、より関心が高まりそうなフードロス。フードロスとは、食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。なんと、この半数近くの約46%は一般家庭から出ているというので驚きです。実感できない人の方が多いかもしれませんが、日本の食品廃棄物は年間約2550万トンで、食べられるのに捨てられているのは約612万トン(2017年度)です。一人当たり年間48kg(約お茶わん1杯分)も捨てていることになるのです。地域によって違いがありますが、金額に換算すると一人当たり2万2000円捨てているというデータもあります(横浜市の2018年度推計)。二人家族なら年間4万円以上に……これは、放っておけない金額ですね。

「フードロスを食材別で見てみると、1位が野菜なんですね。コロナ禍中に買占めが起こったこともあり、使い切れなかったという人もいるようです。買った食材をそのまま捨ててしまうと、お金をそのまま捨てているのと同じです」(島本さん)

買った野菜は長持ちさせて、使いきることで、フードロスをなくせるだけでなく、節約にもなりますね。

フードロスをなくすためにすぐにできる3つのこと

1.野菜は、2~3日で食べきれる量を意識して買う

野菜によって異なるが、2~3日で食べられる量の野菜を買うよう心掛ける

野菜によっておいしく食べられる期間が異なりますが、おいしく食べられ、栄養価が下がらないことを考えると2~3日で食べきれる量を意識して買うのがいいそうです。

「きゅうりは1本でいいけど、3本セットだとお得だからと買ってしまいがちですが、残ってしまって、そのまま捨てることになると、結局損してしまいます」(島本さん)

これは、ほかの野菜や魚肉類でもやりがちなので、気をつけたいですね。

「買い物前には冷蔵庫の中身を確認する習慣をつけると、過剰ストックも防げますよ。あと、よく言われていることですが、お腹がすいているときには買い物に行かないこと。あれもこれも欲しくなるので避けたいですね」(島本さん)

2.過剰除去をしないよう気をつける

にんじんの皮やキャベツやレタスの外葉や芯は栄養もありおいしく食べられます。

「多くの人が過剰除去してるんですよね」という島本さん。過剰除去とは、食べられるのに捨てられてしまっている部分のこと。現在では、約30%が過剰除去されているそうです。

「野菜って、ほぼすべての部分が食べられるんです。リンゴの皮やにんじんの皮もそうですね。にんじんは、断面を見るとわかると思いますが、外側に向かってオレンジ色が濃くなっています。これは、栄養価が高いということです。皮をむくと、その部分をすてていることになりますよね。一番栄養価の高いところを捨てるなんてもったいないので、土がついている部分をきれいに洗って皮ごと調理しましょう」(島本さん)

野菜はまるごとほぼすべてが食べられるとのことなので、改めて過剰除去しないよう気をつけて調理しようと思いました。

1 2