ライフスタイル みずがめ座方向にある“猫の目”星雲の最新画像が届きました!

夜になると虫の声が聞こえたりして、少しずつ秋の訪れが感じられます。いつもと違う夏が過ぎ、いつもと違う秋が来るのでしょうか?この時期の星空は一年の中でもひっそりとしているのですが、眠れない夜にはちょうどいいかもしれませんね。

スター1★細い月と、月より明るい金星が並ぶ

深夜を過ぎてそれでも眠れなかったら、窓を開けて東の空を見てください。9月中旬は細い月と、明るい金星が並んでいます。

9月中旬の夜明け前。月と金星が並びます。(画像:iステラ/アストロアーツ)

最接近は9月14日の夜明け前です。月齢26の細い月と、光度マイナス4.1の金星。月より明るい金星が見事です!4時頃だとまだ暗いので、見終わってから寝てもいいですね。金星が明るすぎて目が覚めてしまうかもしれませんが……。

スター2★みずがめ座方向の「猫の目星雲」がますますきれいに

目に映る星空がひっそりしているこの季節、星の王子さまが「大事なものは目には見えないんだよ」と言うので、目には見えない星雲をご紹介しましょう。

まずはこちら。

猫の目に見えますか? (画像:X-ray: NASA/CXC; Ultraviolet: NASA/JPL-Caltech/SSC; Optical: NASA/STScI(M. Meixner)/ESA/NRAO(T.A. Rector); Infrared: NASA/JPL-Caltech/K. Su)

みずがめ座の方向、約650光年くらいの所にある星雲です。「らせん星雲」と呼ばれますが、猫の目のように見えるので“猫の目星雲”と呼ばれることもあります。ちなみに正式名称はNGC7293と、ちょっと味気ないです。

上の写真は、赤外線宇宙望遠鏡、紫外線宇宙望遠鏡、X線観測衛星などの観測データを組み合わせて作成したもので、この9月にNASAから発表されたばかりです。人間の目は可視光線しか見えませんので、たとえ星雲の近くまで行って見ても、この写真のようには見えないわけです。宇宙にはいろんな光線が飛び交っていて美しいですね。

みずがめ座のピンクで囲んだあたりに、猫の目みたいな「らせん星雲」があります。(画像:iステラ/アストロアーツ)

みずがめ座はギリシャ神話で有名な美少年ガニメデスが水瓶を持っている姿ですが、猫の目星雲はその左脚のすねのあたりに位置します。暗い場所で見ても何も見えませんが、もし何か見えてしまったらラッキーということで。

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