ライフスタイル 眠れない夜に視力検査!?「すばる」の星、あなたはいくつ見える?

深まる秋……11月中旬の夜空は見どころがいっぱい。だから眠れなくても落ち込まないで。ちょっとした素敵な発見ができるかもしれませんよ!

スター1★肉眼でも見える「すばる」、あなたはいくつ見える?

冬の星座おうし座の肩のあたりにあるプレアデス星団(すばる)。目の良い人は肉眼でも見えます。(画像:iステラ/アストロアーツ)

おうし座は、2本の角の形にきれいに星が連なる美しい星座です。生まれはギリシャ神話に由来します。

主役は大神ゼウスです。フェニキア王の娘エウローパに恋したゼウスは、エウローパをさらうために白い雄牛に変身します。そしてフェニキアの野原をぶらぶらして機をうかがいます。ゼウスの化け牛とも知らず、まぁ、素敵な牛とばかりにその背に寄りかかってきたエウローパを、ゼウスはサッと背中に乗せて連れ去りました。まぎれもない誘拐です。白い牛はひた走り、たどり着いた場所をエウローパ(Europa)と名づけました。なんだかムチャクチャですが、これがヨーロッパ誕生のお話です。

そんな危険なおうし座ですが、「すばる」で有名です。雄牛の肩の辺りに、目の良い人なら肉眼でも見える星団があります。プレアデス星団といいますが、日本ではすばる(昴)で知られています。昔は、昴の星がいくつ見えるかで視力を測ったとか。

目の良い人なら肉眼でも見えるプレアデス星団。(画像:NASA)

プレアデス星団は、約400光年のところに集まっている120個ほどの、若い星の集まりです。生まれは今から6000万年ほど前です。地球が45億歳といわれていますから十分若いです。若い星は青く見えるので、プレアデス星団も素晴らしいブルーです。

今では町中で肉眼は、さすがにきびしいかもしれませんが、双眼鏡を使えば、宝石箱をひっくり返したようなキラキラが見られるでしょう。オペラグラスでもいいので、ぜひ雄牛の肩のあたりに向けてみてください。うまくすれば、おうし座流星群の流れ星も、見られるかもしれません。

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