ライフスタイル 秋の日はつるべ落としだから、野口さん搭乗のISSが見えるかも!

スター3★0時を過ぎたら冬の大三角形

これから夜空は一年でもっとも華やかな時季を迎えます。冬は一等星を伴った星座が多く、しかもまとまっていてゴージャスです。

夜空には季節ごとに春の大三角形、夏の大三角形、秋の四辺形といった代表的な星たちを結んでみたりしますが、冬は雄大で美しい三角形が楽しめます。

冬の大三角形は、オリオン座の右肩のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンの3つの一等星からなります。

冬の大三角形をかたどるのはオリオン座、おおいぬ座、こいぬ座の一等星。(画像:iステラ/アストロアーツ)

星座の形がわかるのはオリオン座ぐらいですが、オリオン座は町中でも見えます。ほぼ同じ間隔で並んでいる3つ星から探してみましょう。3つ星はオリオンの腰のベルトあたりです。その東側にある赤っぽい星がベテルギウス、西側のやや下に見えるの青白い星がリゲルです。リゲルの方が明るくて目立ちますが、こちらは残念ながら三角形から外れています。

ベテルギウスは赤っぽい色をしています。もともと周期的に明るくなったり暗くなったりする変光星ですが、昨年、どんどん暗くなって、大丈夫? と心配されました。大変な老星であることが知られていて、いよいよ寿命か、大爆発か? と注目されているのです。が、今年の2月10日あたりに暗さの底を打ったようで、その後、徐々に明るさを取り戻しているとか。みなさんも注目してみてください。

望遠鏡で見たオリオン座。左上の赤い星がベテルギウス(画像:ヨーロッパ南天文台)

オリオン座が見つかったら、その下のほうにリンと輝く白い星が、おおいぬ座のシリウスです。全天で一番明るい星です。残念ながら町中では大犬の形はわかりませんが、暗い場所に行くと、犬がオリオンのほうに顔を向けているのがわかります。ギリシャ神話によると、狩人オリオンが連れていた猟犬だそうです。

オリオン座の東側にいるのが、こいぬ座です。小犬なのに一等星持ち。冬の星座の豪華さがおわかりでしょう。一等星プロキオンは少し黄みがかっていますが、こちらも明るくてよく目立ちます。大犬同様、オリオンが連れていた猟犬の一匹といわれています。

時間とともに、空高く昇る冬の大三角形。おおいぬ、こいぬを確認したら、あとはオリオンに任せて休みましょう。今夜もグッスリZzz。

*文中の時間や星図は東京の国立天文台を基準にしたものです。

文/佐藤恵菜

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