ライフスタイル 老人星でも明るい! カノープスが見えたら長生きできるかも…… !?

キンキンに冷えた2月の空。でも春はもうすぐそこ! 2月3日は立春です。節分は立春の前日ですから、今年は2日です。豆まいて鬼退治するなら2日の晩です!  今年の2月の夜空には特別なイベントはありませんが、ちょっと縁起のいい星もありますよ。

スター1★冬の大三角形を堂々横切る一角獣

いっかくじゅう座をご存知ですか? 架空の動物、一角獣(ユニコーン)です。

2月3日春分の日の21時ごろの南の空。(画像:iステラ/アストロアーツ)

暗い星しかないので、冬のきらびやかな星座たちの中にあってはだれも気にしませんが、見てくだい、この堂々たる姿、そして位置取り。

オリオン座の1等星ベテルギウス、おおいぬ座の1等星シリウス、こいぬ座の1等星プロキオンが形作る冬の大三角形の真ん中を、堂々とお通り遊ばしています。地味な星座にしかできない芸ですね。あまり詳しい由来は伝わっていませんが、一角獣のモデルは旧約聖書に出てくる白馬のようなユニコーンだそうです。その姿は清純な乙女にしか見えないと伝えられています。

いっかくじゅう座には暗い星しかないため、町中にいる限りは、どんなに清純な女性にも見えないと思います。もし見えたとしたら……周りがよほど暗い場所だということでしょう。

いっかくじゅう座で有名なのは星雲のほうです。角の付け根の近くにあり、その名はバラ星雲。偶然のネーミングながら乙女にふさわしい。このガスの中から星が次々生まれて、「星のゆりかご」と呼ばれています。

ガスのひだがバラの花びらのように見えるバラ星雲。(画像:国立天文台広報普及室)

もちろん肉眼では見えませんが、このあたりに若いスターたちがきらきら輝き始めているのです。暗い場所で双眼鏡を向けるとちょっとボヤッっと見えるかも。生まれたてのスターかもしれませんね。

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