ライフスタイル 眠れない春の宵は、星図のおもしろい「かに座」を探してみませんか?

桜の開花日予想が気になる季節になってきました〜。暦の上ではもう春です! 思えば、新型コロナのパンデミックが始まって、もう1年が経ちますね。眠れない夜を過ごしてきた方もいらっしゃるでしょう。疲れて眠れない夜はもう一度、星空を見上げてみませんか?

スター1★3月の夜にオリオンを見送る

3月中旬20時の空。3月5日なら22時ごろの空がこんな感じです。まだまだ冬の大三角形が見られます。(画像:国立天文台)

今年の3月5日は何の日かご存知ですか? 啓蟄(けいちつ)です。季節を表す二十四節気のひとつ「啓蟄」は春分のひとつ前の節気です。寒い間、地中で冬ごもりしていた虫が、わらわらっと地上に出てくる季節という意味です。ベランダに虫を見つけたら春の使者と思って歓迎しましょう。

星図を見ると、ちょうど西半分に冬の星たち、東半分に春の星たちが陣取っています。まさに入れ替わりのシーズンです。

とはいえ、豪華な冬の星たち、この時期になってもキラキラと華やかさを見せつけています。日が暮れると、西の空がオリオン座、おおいぬ座のシリウス、おうし座の近くにいる火星、こいぬ座のプロキオン、ぎょしゃ座のカペラなどなどで賑やかです。夕暮れの残る西空に冬の星座を眺められるのは3月ならでは。

3月上旬、23時半ごろ。西の地平線に沈みゆくオリオン。右側はおうし座。(画像:アストロガイドブラウザ2021/アストロアーツ)

そして深夜、日付が変わる頃にはオリオン座は西の地平線に沈んでいきます。思わず、さようならー、また来年ね! と声をかけたくなるような前のめりな没し方をしますが、明日も会えます。

1 2