ライフスタイル 緊急事態宣言が明けた空、北斗七星と北極星が見頃を迎えます

3月21日で首都圏一都三県に発出されていた緊急事態宣言も終了しました。といってもコロナ禍が収束したわけではなく、花見も歓送迎会もまだちょっと〜というもやもやが続きます。季節は春。夜空もちょっと春霞でもやもやっとしてくる季節。昼も夜ももやもやして眠れない〜夜は星を眺めてリラックス。

スター1★見上げれば大きな北斗七星

3月下旬、深夜0時過ぎの北の空。上の楕円の中が北斗七星。下の楕円がこぐま座。(画像:アストロガイドブラウザ2021/アストロアーツ)

北斗七星は一年中、空のどこかにあるのですが、春の夜ふけが一番の見頃です。地上の森でも、春が訪れとともにクマたちは冬眠から目覚めて穴から出てきます。

眠れない夜は北の空を見上げてみましょう。天頂より少し北西寄りにポツ、ポツ、ポツと星が並んでいます。3つか4つ、見つかったら、それが北斗七星です。目が慣れてくれば、柄杓(ひしゃく)のようの7つの星が見えてくるでしょう。

北斗七星はおおぐま座の背中から尻尾にかけてあります。その少し下にこぐま座がいます。暗い所に行くと、北斗七星を半分くらいにした柄杓の形が見えるかもしれません。北斗七星は大柄杓、こぐま座は小柄杓とも呼ばれます。

小学生のころに習ったと思いますが、北斗七星の柄杓のふたつの星を結び、その距離を5倍延ばしたところにポツンと光るのが北極星です。眠れない夜に見つけてみましょう。

スター2★3月の満月は「おぼろ月」か「虫の月」

3月29日、満月を迎えます。

おとめ座に抱かれた3月の満月。おとめ座のスピカ、その上にあるうしかい座のアルクトゥルース、しし座のデネボラを結ぶと春の大三角形です。(画像:アストロガイドブラウザ2021/アストロアーツ)

春霞のかかる夜空に上がる月をおぼろ月と言います。♪菜のは〜なばたけーに入り日薄れ〜 という有名な「朧月夜」の歌もあります。満月もほのかにぼんやりおぼろかもしれません。

アメリカで親しまれている月の愛称では、3月の満月はworm moonと言います。虫月です。日本でも3月の始めに「啓蟄」という節気があります。今年は3月5日でした。地中で眠っていた虫がワラワラッと地上に姿を現す季節。アメリカでも似たようなイメージがあるようです。

crust moon という呼び方もあります。crustというのはパンの耳、堅くなった薄い表面という意味があります。3月の満月の夜はまだ冷えて、溶けかけの雪が夜にまた凍って硬くなるわ、という意味のようです。

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