5位 「つばらつばら」194円(京菓匠 鶴屋吉信)……約1万3000個販売

享和3年(1803年)に創業の京菓子の名店。「つばらつばら」は万葉集にも登場した「しみじみ、心ゆくまで」という意味の言葉だそう。職人が厳選した小豆を炊き上げたあんは、もち粉を使って焼き上げた皮に包んでいます。もっちり、しっとりの食感が特徴です。
4位 「姫栗もなか(1個)」162円(銀座あけぼの)……約1万7000個販売

銀座四丁目交差点に位置する菓子屋による、栗の形をした小ぶりのもなか。中にはたっぷりのきざみ栗入りのあんが入っており、みずみずしく仕上がっています。
3位 「焼きだんご(1本)」130円(深川伊勢屋)……約3万7000本販売

東京深川で店を構え、だんごや大福、のり巻き、いなりずしなどを扱う菓子屋として、地元の人に愛されています。焼き団子は創業より伝わる味を守り、上新粉本来のうま味と甘味を最大限に引き出しています。
2位 「小形羊羹 夜の梅」291円(とらや)……約5万個販売

室町時代後期、京都で創業された「とらや」。五世紀にわたって和菓子屋を営んできた、日本を代表する名店です。「小形羊羹 夜の梅」が生まれたのは文政2年(1819年)。とらやを代表する小倉羊羹で、切り口の小豆を夜の闇に咲く梅に見立てて名づけられたそうです。
1位 「フクサヤキューブ」270円(福砂屋)……約6万2000個販売

1位になったのは東京ではなく、寛永元年(1624年)に長崎で誕生した長崎カステラの元祖「福砂屋」がランクイン。「フクサヤキューブ」は伝統のカステラ2切れをキュートな小箱に包み、どこでも楽しめるようになっています。
いかがでしたか?とにかく驚いたのはランクインしているお店の歴史と、その中で1位となったのが東京ではなく長崎の福砂屋だったこと。オンラインショップにも対応しているお店が多いので、興味がある人はぜひチェックしてください。
【調査主体】
大丸東京店