ライフスタイル 世田谷区で古墳に興奮する半日散歩はいかが?【おひとりさまの歴史ちょっと散歩】

旅行することが難しい今日このごろ。おうち時間を楽しむのも限界……どこかに行きたい!という願いを満たしてくれるのは、いつもより少しだけ遠くを巡る“ちょっと散歩”です。 
 
歩いて行けるのびのびした場所、そしてちょっと勉強にもなるスポットをご紹介。
 
次のお休みにそんなちょっと散歩はいかがですか?

登ればわかる! 教科書で見たあの遺跡

小高い丘に登りたい! YouTubeでなつかしい名作アニメで草原を走る少女の姿を見、ふとそんなことを思いました。でも遠出が難しい今日この頃。さてどこに行こう……。

週末に乗ったのがのんびりと走る東急大井町線の各駅停車。自由が丘から3駅目に等々力駅があります。今日はここで下車。住宅街の真ん中です。

駅からすこし歩くと緑が深い場所が現れます。ここは東京23区唯一の渓谷、等々力渓谷。水の流れや谷を楽しむことができる場所です。でも今日は渓谷にはいきません。「渓谷入口」を横目に住宅街を道なりに進んでいきましょう。だんだんと自然から引き離されて、視野が開けたところで環状8号線にぶつかります。

信号を渡ったところが「玉川野毛町公園」。テニスコートや野球場があり、密に気をつけつつスポーツを楽しんでいる人が目に入ります。

テニスコートと野球場の間をさらに進みます。すると、あざやかな緑がまばゆい小高い丘が目に飛び込んでくるでしょう。ここが今日の目的地です。

ここは「野毛大塚古墳」。実は上野毛から尾山台にかけては「野毛古墳群」が広がっている場所なのですが、野毛大塚古墳はそのなかで最大規模の古墳。古墳時代中期(5世紀ごろ)につくられ帆立貝に似た形をした帆立貝形古墳なのです。

古墳の周りには人も少なく、念願の丘に登る気分を楽しめそう! いざ!!

きれいに整備されており、階段もあってのぼりやすいー。

登れることこそ古墳の醍醐味!?

調子に乗って一段とばしも交えつつ登り切りました!

登ったてっぺんが「墳丘」と呼ばれる場所です。ここにはタイルのようなものが敷かれているところがあります。

おや、タイルになにか絵が描かれています。よくみるとこれは…刀剣の絵? 

墳丘の下には主体部(遺体を埋葬する施設)があったとのこと。タイルに図を書くことで、どんな副葬品(使者に捧げられて一緒に埋葬されたもの)が出土したかが一目でわかるようになっているんです。勉強になります。じっくり観察してみました。

遺体が埋葬されていた場所からどんな副葬品が発掘されたか詳細な図説!
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