ライフスタイル 人気フレンチ店の期間限定「サババーガー」「サーモンバーガー」 のサステナブルなおいしさに悶絶!

2018年度版よりミシュラン一つ星を獲得している、東京を代表するフレンチレストランのひとつ「シンシア(Sincere)」。この名店の味をカジュアルに楽しめる「シンシアブルー(Sincere BLUE)」は、2020年9月にオープンするや否や、コロナ禍にも関わらず人気を博しています。

神宮前の新名所、食の名店が集まった「JINGUMAE COMICHI」内にある

現在は、ディナータイムと土日祝のランチタイムはビュッフェスタイル、平日ランチタイムはアラカルト料理のみというスタイルで営業しているシンシアブルーですが、2021年6月30日まで期間限定でハンバーガーメニューを提供中!

SNSでも話題沸騰のこのバーガについて詳しくご紹介していきます。

ハンバーガーメニューは 「Select S」プロジェクトの一環

シンシアブルーはもともと、サステナブルシーフードを提供しているレストラン。今回、サステナブル・グリルの形でニューアメリカ料理を提供するレストラン「ザ・バーン(The Burn)」とともに、ノルウェー水産物審議会とコラボレーションし、「Select S」プロジェクトの一環として、ハンバーガーを提供しています。

「Select S」プロジェクトがめざすのは、魚がいる未来の海を守ること。
「S」とは「サステナブル(Sustainable)」、「シーフード(Seafood)」、そしてノルウェー産の「サーモン(Salmon)」、「サバ(Saba)」の頭文字をとったもの。

地球にやさしいサステナブル習慣の手始めとして、ノルウェーサーモンとノルウェーサバをとりいれることを応援しています。

例えばノルウェーサーモンは、産地や加工業者、輸出業者などの情報が追跡でき、安全で高品質。また、サーモンにとってストレスのない環境を整えて養殖されています。また、ノルウェーサバは、脂が乗っておいしい9~11月に集中して獲るため、DHAやEPAといった注目の栄養素が豊富。そして海の生態系を守るため、魚の獲り方は法律で厳しく規制され、獲ったサバを海に破棄することも禁止されているため、魚の命を無駄にしません。

このように「カラダにやさしい」「魚にやさしい」「海にやさしい」「生産者にやさしい」という4つの視点から、ノルウェーサーモンやノルウェーサバがサステナビリティな食材であることを伝えています。

両店舗のシェフは、ノルウェーサーモンやノルウェーサバの食材としての魅力を、それぞれの店舗らしいアレンジで、ハンバーガーという誰しもが親しみのあるメニューの形で引き出しているのです。

想いのつまったノルウェー産のお魚バーガー、そのお味は?

前置きが長くなりましたが、今回はシンシアブルーで、実際にハンバーガーを試食させていただきました!

シンシアブルーで提供しているのは、ノルウェー産サーモンのタルタルバーガー(1650円 税込)とノルウェー産サバ味噌オランデーズバーガー(1500円 税込)の2種類。

シンシアブルーのオープン時より、20代の若いスタッフで構成されるチームを料理長として率いているのは、吉原誠人さんです。

若き料理長、吉原誠人さん

吉原さんにお話を伺うと、この脂ののったノルウェーサーモンやノルウェーサバという食材に和食のエッセンスを加えたフレンチ仕立てにしているそう。た、楽しみすぎますね!

燻製の香りがふんわり「ノルウェー産サーモンのタルタルバーガー」

ノルウェー産サーモンのタルタルバーガー  1650円(税込)

「サーモンの燻製をイメージして、サーモンのタルタルフリットに燻製チーズを載せています」と吉原さん。

サーモンのタルタルフリットは、40秒ほどだけ高温で揚げることで、外側の皮はサクッとさせつつ、中はレアで仕上げたもの。

ふわふわバンズもおいしい

生のサーモンのおいしさに、香しい燻製チーズが重なった濃厚なあじわいを、をわさびマヨネーズと赤玉ねぎ、フレッシュトマト、ルッコラが爽やかさと触感の変化を添えていきます。

サーモンを思いっきり味わえ、フリットでボリュームもたっぷりなのに後味はさっぱりとしたバーガーは、どんな年齢の方もおいしくいただけること間違いなし!

サバ味噌から着想!?「ノルウェー産サバ味噌オランデーズバーガー」

ノルウェー産サバ味噌オランデーズバーガー  1500円(税込)

「サバ味噌を食べているときに思いついた」というこのバーガー。フレンチで用いられるバターや卵黄を使用してつくるオランデーズソースを、「バターも味噌も発酵食品だから味噌でもいけるのでは」という斬新なアイデアでつくった味噌オランデーズソースがポイントです。

サバ味噌感はありながら、でもサバ味噌じゃないのが素晴らしい

通常、フレンチで使う日本の鯖よりも脂がのっていることから、にんにくマヨネーズソースやアボカド、春菊、クリームチーズなど、サバの強さに負けずに面白い味わいを引き立てる食材をサンド。さらにこの味わいバトルに清涼感を加えているのが、ガリの存在です。

「最初はサバの味噌煮に入っている針ショウガのように、ショウガをそのまま入れてみたのですが強すぎてしまいした。そこで、甘酢につけてガリにしたところ、うまくまとまりました」と吉原さん。

両方いただいた個人的な感想としては、どちらももう一度食べたいほどのおいしさなのですが、これらの説明を読んで、予想した味の斜め上をいく味で、おいしさにたっぷり浸って堪能できるのがサーモンバーガー。説明を読んでも、いまいちどういう味か想像できず「あ、こういうこと!?」とひと口ごとに驚きの連続で忙しく楽しいのがサババーガーでした。

平日のランチのみの提供で予約は不可。6月30日(水)までの限定メニューなので、気になった方はお急ぎを。取材当日も、開店と同時にお客様が次々と来店されていました!

シンシアブルー(Sincere BLUE)
住所/東京都渋谷区神宮前1-23-26 JINGUMAE COMICHI 2F
提供時間/平日ランチタイム12:00~14:00(L.O.13:30)
提供期間/提供中~2021年6月30日(水)
定休日/月曜
https://www.instagram.com/sincereblue2020/

もう一店舗の「ザ・バーン」で提供している「フィレオノルウェーサーモンバーガー ハーブとヨーグルトのレリッシュソース」(1650円 税込)も平日のランチタイムのみの提供で、こちらはもっと短く2021年6月18日(金)までです。

ザ・バーン(The Burn)
住所/東京都港区北青山1-2-3 青山ビルヂング B1F
提供時間/平日ランチタイム11:30~14:30(L.O.13:30)
提供期間/提供中~2021年6月18日(金)
定休日/月曜
http://salt-group.jp/shop/theburn/

取材・文/安念美和子